日本国の天皇陛下が、イギリスのエリザベス女王の国葬に参列されましたね。
現上皇の明仁天皇が、当時の美智子皇后と共にベルギーのボードワン国王の国葬に参列して以来。
日本の天皇は、これまで「原則」として国内外を問わず葬儀には参列していません。
今回のエリザベス女王の国葬への参列は、「まれ」とも言えます。
エリザベス女王が亡くなった翌日の2022年9月9日に哀悼の意を表された、天皇陛下。
エリザベス女王の国葬へ参加した
日本の天皇陛下への「海外の反応」は?
以下、お伝えします。
天皇陛下がエリザベス女王の国葬に参列|海外の反応は?
では早速、本題。
2019年5月に即位して以来、初めての海外訪問となる天皇陛下。
2020年には、エリザベス女王からイギリスへ招待されていたものの、パンデミックのために訪英を延期していました。
天皇陛下のエリザベス女王国葬参列は、海外にどう映ったのか?
天皇陛下の国葬参列|報道直後に反応した海外メディアは?
以下の海外向けメディアサイトが「速報」で反応していました。
アメリカ:
U .S .News
スイス:
SWI swissinfo.ch
バングラディシュ:
bdnews24.com
2022年9月10日時点で、少なくとも5カ国のメディアが反応。
いずれの各国メディアも「日本の徳仁天皇と岸田首相はエリザベス女王の葬儀に出席する可能性がある」との英語タイトルで、似通った内容でした。
「速報」としてコレだけの国が反応しているので、注目されている話題だと分かりますね。
エリザベス女王国葬後の反応
2022年9月19日、英語サイト「yahoo!llfe」に投稿された記事には、以下のような英語の書き込みがありました。
好意的なコメントとしては、
- Give them credit for traveling a long distance to attend
遠くまで足を運んで参加してくれた彼らの功績を讃える
(Good 28、Bad 2) - Very nice….
とても良い
(Good 8、Bad 0) - Wonderful….
素晴らしい
(Good 1、Bad 0) - As emperor, he’s the only monarch in the world who outranks her (and every other king/Queen) in the title hierarchy.
皇帝として、彼はエリザベス女王(およびその他全ての王族)を上回っている世界で唯一の君主です
(Good 6、Bad 1)
一部の人にとっては、日本の王族が出席するという決定は予想外だった
という内容に反応したコメントだと考えられます。
中には、こんな書き込みも。
- I didn’t know that Japan still had Royalty
日本にまだ王室があるとは知りませんでした
(Good 0、Bad 0) - Did they bring tea and oranges?
彼らは紅茶とオレンジを持ってきたのか?
(Good 1、Bad 11) - Japan’s Emperor Naruhito is another Monarch aka Dictator…..
日本の徳仁天皇は、もう1人の君主、別名独裁者です
(Good 3、Bad 28) - where are they all going to stay?
彼らはどこに滞在するのか?
(Good 0、Bad 0) - There were a lot of other Royals in attendance but no pics of them, Sweden, Norway, Netherlands, etc.. where are the photos??
他にもたくさんの王室が出席していましたが、スウェーデン・ノルウェー・オランダなどの写真がありません。どこにありますか?
(Good 0、Bad 0) - Who cares, why are we tracking cult of personality events for royalty…are we not a democracy?
誰が気にするのですか、なぜ王族のための個人崇拝イベントを追跡しているのか?私たちは民主主義ではないのか?
(Good 1、Bad 4)
Yahooの書き込みなので。
シニカル(皮肉)めいたコメントが書き込まれるのは、致し方ないとはいえ。
色々な意見があるものですね。
少なくとも、天皇陛下の国葬参列を全員がほめたたえている訳ではなさそうです。
とはいえ、誤解や批判めいたコメントに対しては。
Good(イイネ)で同意するよりも、Bad(ダメ)の反応が多かったことから、一般的には受け入れられない意見だとも考えられます。
一方、日本に皇室が存在することを知らなかった声もありました。
コレは個人的にも意外でした。
そういう意味では、日本の天皇陛下が海外の方々に改めて認知されたと言えるでしょう。
日本の存在感をアピールできたのでは?
↓参照先↓
yahoo! life|日本の徳仁天皇と雅子皇后がエリザベス女王の国葬に出席
まとめ
天皇陛下の訪英に対する海外の反応をお伝えしました。
エリザベス女王は、1975年に当時の裕仁天皇(昭和天皇)に謁見。
オックスフォード大学で学んだ天皇陛下と雅子皇后も、イギリスにご縁があります。
それだけに、天皇陛下ご自身の国葬参列への想いは強いでしょう。
日本国の代表としても
各国の注目を浴びそうです
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。