大リーグが電子機器「ピッチコム」でサイン交換を導入!使い方と値段は?

2022年4月6日。

アメリカのメージャーリーグ(MLB)が、

今シーズンよりバッテリー間のサイン交換に
電子機器の使用を認める

と、発表しました。

さすが、スポーツ大国アメリカ。

取り組みも最先端ですね!

その名は、ピッチコム

実際、既に導入が始まっているようです。

そのデバイス、何なの?!

気になりますよね?

そこで、ワタクシ。

  • ピッチコムの仕様&使い方は?
  • 電波が盗まれるんじゃないの?
  • ピッチコムのお値段は?
  • 日本プロ野球への導入は?

諸々含めて、お伝えします。

目次

大リーグが導入したサイン交換の電子機器「ピッチコム」の仕様は?

では早速、本題。

アメリカ大リーグが導入した、サイン交換の電子機器「ピッチコム」

主な仕様は、以下の通りでした。

  • 9つのボタンがある送信機
  • 6インチサイズの受信機(骨伝導)
  • 音声は英語、またはスペイン語
  • ピッチャーとキャッチャー以外に3人が装着できる
  • ↑二塁手、遊撃手、中堅手の装着を想定
  • 2021年のマイナー(シングルA)リーグで試験済
  • 2022年より、大リーグでも使用中
  • ヤンキース、レイズ、ロイヤルズ、オリオールズ、パドレス等で実証済
  • ゲーム進行の速度アップ、2塁走者からのサイン盗みを防止

キャッチャーからのサインが、ダイレクトにピッチャーの帽子に伝わっている様子がわかります。

今までのサインのやり取りは、指です。

ピッチコムの使い勝手は?

と、気になるところですが。

2022年春の大リーグキャンプでも数多く試用されており、反応は上々のようです。

慣れると、メリットが大きそうですね!

技術的には、日本語対応も可能でしょう。

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サイン盗み防止デバイスの「ピッチコム」使い勝手&お値段は?

ピッチコムの使い勝手は?電波はハッキングされない?

実際の動画を紹介します。

↑動画の0:53〜確認できます↑

英語ですが、雰囲気は伝わると思います。

サインを送るキャッチャーは、送信機を手首に装着。

サインの伝え方としては、

速い球+外角低め
カーブボール+内角真ん中

といった具合に、ボタンを組み合わせてサインを送ることができます。

信号は、ピッチャーの帽子に装着している受信機へ。

組み合わせたサインが音声で伝えられる。

といった具合です。

音量調節も可能。

試合中のマウンドと二塁ベースの距離であれば、音声は聞こえないようです。

電波がハッキングされるんじゃ?

と、心配になりますが。

ピッチコムを開発した

「PITCHCOM」

の関連記事によると。

  • 通信システムは、特許出願中
  • 産業グレードの暗号化アルゴリズムを使用し、最小限のデータをデジタル送信するため、傍受された送信を解読することは数学的に不可能

と言い切っていました。

そりゃあ、誰でも気になりますからね。

開発者なら、第一に解消するでしょう。

味方がバラさない限り、
電波が盗まれることはなさそうです

同サイトでは、他にも。

大リーグで使用されているデバイスの他に、よりスマートなデバイスの写真がありました。

2023年のリリースを目指して、大学や高校での使用を想定したデバイスも開発中。

既に予約が始まっているようです。

よりスマートなデバイス画像1
よりスマートなデバイス画像2

デバイスの開発者は、

ジョン・ハンキンスさん。

電気工学の学位を取得し、28年のキャリアで、何千もの特許を作成しているようです。

何より、熱心な野球ファンとのこと。

素晴らしい発明家ですね!

さすが、アメリカ。

といった感じがします。

↓参照先↓
デバイスを開発したPITCHCOMのサイト

ピッチコムの値段は、いくら?

んで?
ピッチコムのお値段は?

気になる所ですよね!

調べてみた所。

開発メーカーのサイトには、明記されていませんでしたが。

アメリカの別のサイトを見ると。

送信機または受信機を紛失したクラブには、
ユニットあたり5,000ドルの交換料金

との記述がありました。

日本円でいくと、約62万円

結構なお値段ですね!

普及すれば、もっと安くなりそうです。

まあ、大リーグのチームにしてみれば。

サインを盗まれるよりは、
安い買い物なのかも知れません。

詳しい事が分かり次第、更新します。

↓参照先↓
MLBは、チームにサイン盗み防止テクノロジーの使用を許可します

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日本プロ野球へのピッチコム導入は?

メジャーリーグで導入が始まった、

サイン盗み防止デバイスのピッチコム。

日本プロ野球への導入は?

と、調べてみましたが。

今の所、明確な反応は確認できませんでした。

しばらく様子を見る

という事になりそうですね。

2022年4月10日に放映された

TBS放送のサンデーモーニング

スポーツコーナー
「週刊御意見版」

でも紹介されていました。

元大リーガーの上原浩治氏
野球評論家の黒木和宏氏

のコメントでは。

音の聞こえ方に課題がある

と指摘していました。

まあ、その辺りは。

グラブで耳を覆うなりすれば、解消できる事でしょう。

慣れの部分もあるでしょうね。

最悪、従来のサインと併用すれば良い訳で。

アメリカの場合、アメフトでも似たような無線機を使ったシステムが既に導入されているので、普及も早かったと思われます。

日本のプロ野球関係者の方々にも、周知されていくでしょう。

反応は・・・薄そうですが(笑)

こういう時の日本の意思決定、

それこそ、中国とかと比較すると?

事実として、スピードが格段に遅いです。

「とりあえず、様子見」

が多すぎます。

日本ハムの新庄監督なら、
すぐに飛びつく気もしますが(笑)

新しいことが判明次第、更新します。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

サイン盗み防止
ゲーム時間の短縮

を目的に大リーグで導入された電子機器。

いかにもアメリカらしい発明です。

最先端の働き方改革とも言えます(笑)

サッカーのVARシステム然り、スポーツも益々ハイテク化していますね。

世界大会やオリンピックでも採用されるかも?

今後、普及すれば。

野球の戦術や、
駆け引きの見方も変わってきそうです

日本での実装も含めて。

今後の展開にも注目ですね!

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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「大リーグが電子機器でサイン交換を導入!使い方は?お値段はいくら?」とイメージさせる、メジャーリーグの画像

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