送迎バスの園児が置き去りで亡くなる事件。
シンプルに考えて、「当たり前の確認」を行なっていれば・・・
救える命だと感じます。
非常に悲しく
痛ましいですね
きっと、アナタもそんなお気持ちでしょう。
子供の車内置き去りを
どうやって防止するか?
痛ましい事件を身近で再発させないためにも。
我々大人は、「自分ごと」として良く良く考える必要があります。
もちろん、人間はカンペキではありません。
じゃあ、その上でどうするか?
諸々踏まえて、お伝えします。
誰でも簡単に子供の車内置き去りを防止できる方法は?
では早速、本題。
普段どんなに、お子さんに対して愛情や気配りにあふれた方であっても。
・睡眠不足
・複数の作業をしている時
・焦っている時
等々の状況で、「うっかり忘れ」のヒューマンエラーは、誰にでも起こり得ます。
では、どうやって防ぐか?
センサーや機械に頼らない方法は?
まずは、「誰でも簡単に」お金をかけずにできる方法からお伝えします。
「大事なもの」を子供の座席付近に置く
もちろん、
お子さんが最も大事なもの
なのですが。
アナタにとって「ないと困る物」を、「お子さんの後部座席付近に置いておくだけ」のシンプルな方法です。
例えば、
・スマホ
・財布
・家のカギ
・カバン
・仕事道具
等々ですね。
ポイントは、「複数」置いておくこと。
「お金を使う出先」「帰宅時」「スマホが必要な出先」様々な状況で、子供の置き去りに気づくことができます。
他にも、保育園や幼稚園の送迎バスであれば?
・運転手の免許証
・人数確認のチェックシート
等々をバスの後部座席に置いて、(第三者などが)必ず取りに行く決まりにしておけば。
ダブルチェックの中で、置き去りに気づく精度が高まります。
そんな事するなんて無理!
めんどくさい!
人手が足りない!
なんて道理は、通りませんからね。
何より、大切なお子さんのためにも。
ご自身を守る意味でも、工夫して対応して欲しいと心から願います。
子供と一緒に車のクラクションを鳴らす訓練をする
年少以上(4才前後〜)のお子さんであれば。
緊急時に備えて「車のクラクションを鳴らす」訓練をしておくことも効果的。
とのツイートが、反響を呼んでいます。
素晴らしい方法ですね。
「お尻を使って押すとクラクションが鳴る」といった情報もありました。
生まれたばかりのお子さんや、1,2才のお子さんだと難しいとはいえ。
お子さんと意思疎通ができる段階であれば、日頃から「もしもの時」について、話し合っておく事が大切ですね。
「大人が来るまで待っててね」という伝え方をすると、幼い子供は本当に素直に従います。
ご自身のうっかり忘れで、かけがえのない大切なお子さんの命を失わないためにも。
かなり有効な方法ではないでしょうか?
大音量の防犯ブザーを子供に持たせておく
万が一、子供の力でクラクションが鳴らせなかった場合の対応です。
子供でも作動できる「大音量の防犯ブザー」を持たせておくと、緊急時にも有効でしょう。
お子さんのカバンに引っ掛けておくだけで、置き去りを防げると思えば?
ものすごい価値のある出費ですね。
アマゾンでは、1,500円程度で販売されています。
↓参照先↓
・防犯ブザー 大音量 防犯グッズ
・アラートメート
子供置き去り防止|アラームセンサーや後部カメラとの併用も効果的
ここまで、子供を車に置き去りにするヒューマンエラーを「ちょっとした仕組み」で防ぐ方法をお伝えしました。
お伝えした上記の方法で、ほぼ防ぐことができると思いますが・・・
カンペキに防げる方法は、ありません。
センサーなどの道具に頼ることで、子供の車内置き去りを防止できる可能性がさらに高まります。
既に、子供の置き去りを検知するセンサーの搭載は、アメリカのスクールバスなどで拡大しているようです。
とはいえ、日本での販売は2023年以降。
できるだけ早く、対応したいですよね。
そんな方へオススメする情報として。
シートベルトやエンジン停止と連動してアラームが鳴るセンサーや、後部座席に設置するカメラが既に販売されています。
音が鳴るセンサー
どちらもシガーソケットからの電源になりますが、設置は簡単です。
シガーソケットが車にない場合は、後付けでも設置可能です。
スマホやWi-Fiなどは、必要ありません。
↓参照先↓
後付けの電源ソケット
子供の反応がない時こそ
うっかりミスのリスクが高まります
「Steel mate」の場合。
シートベルトを外したり、エンジンを切った時にアラームが鳴れば、必ず気づきますよね。
子供が寝てるから・・・・
起こしたらかわいそう・・・
寝かせるのが大変だから・・・
「アラームで子供を起こしたくない」気持ちも分かりますが。
お子さんを熱中症にさせるのと
どちらを選びますか?
ご紹介したカメラ「Itomoro」は、後部座席の様子を運転席から確認可能。
カメラを車のギア付近に設置しておけば、ギアをパーキングに入れて車を降りる際、お子さんの置き去りに気づくことができます。
これなら、車のクラクションを鳴らせない小さいお子さんにも対応できますね。
お子さんの大切な命が失くなるのは、0と100しかありません。
失くなるか、そうでないかの2つだけ。
後悔しても手遅れです。
1つだけに限定しない、「組み合わせ」で対応するのが望ましいですね。
まとめ
子供の車内置き去りを防止する方法について、ソフト面とハード面の両側からお伝えしました。
私は絶対に忘れない!
短時間だから大丈夫!
という過信は禁物です。
たった数分でも、乳幼児は車内で熱中症になる場合があります。
アメリカでは、毎年40〜50人のお子さんが、自動車内での熱中症で死亡。
日本でも、過去45年に熱中症で死亡した4才以下の子供は、288例との報告があります。
「自分ごと」として考えることが大切ですね。
当記事の内容が、何か1つでもお役に立てると幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。