カタールW杯で見事な2ゴールを決めて、世界中から注目された堂安律選手。
アナタは、ご覧になりましたか？？
いやー本当にすごかったですよね！
そんな中・・・
堂安律選手って、
何がすごいの？
と疑問に思ったアナタは、おそらく熱心なサッカーファンですね？
え？にわかファン？
どちらでも全く問題ナシです！！
ゴールキーパーではありますが、サッカー経験者のワタクシ。
海外からの素晴らしい評価も踏まえて。
堂安律選手の「すごさ」を、具体的にお伝えします。
堂安律って、何がすごいの？
では早速、結論から。
専門家の見解も踏まえて、シンプルに「ひとこと」で申し上げると。
堂安律選手のすごさは、
（サッカー選手として）
心・技・体が揃っている
点にあると考えます。
では、具体的に
何がすごいのか？
一緒に見ていきましょう！
堂安律の「サッカー選手」としての良さは？
まずは、サッカー選手としての良さから。
専門家の意見も踏まえると、大きく以下の3つです。
①：速いシュートを打つ身体能力
いわゆる「体」の部分。
堂安律選手は、W杯で世界的な名選手よりも速いシュートを打てる身体能力がある事が証明されています。
直近のプレーで印象的なのは、カタールW杯のスペイン戦（後半開始直後：48分）に決めた、豪快なミドルシュートですよね。
ゴール枠内に飛んだボールは、ゴールキーパーが弾き切れずにネットイン。
日本同点！堂安律だああああああ！！！！ @ABEMA で視聴中 https://t.co/xYx1249wg9 #ABEMAでFIFAワールドカップ #本田の解説 pic.twitter.com/LzDgTGnN5R
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) December 1, 2022
このシュートの速度は
なんと、時速120.04km！！
え、えぐすぎる・・・・
グループリーグにおける、スピードランキング2位の速度です。
他のランキングを見ると・・・
4位：🇵🇹ロナウド（118km）
6位：🏴ベイル（113.89km）
9位：🇦🇷メッシ（109.83km）
となっています。
しかもコレ、大きなプレッシャーのかかる「W杯」での記録ですからね。
世界の有名トップ選手を超えたパフォーマンスを発揮できる、堂安律選手の「すごさ」が良く分かります。
アナタは、プロサッカー選手が打つシュートの平均速度をご存知ですか？
一般的な平均は、時速100kmです。
そう考えても・・・
堂安律選手、まさに「一握り」のすごい存在！
堂安律選手（左利き）の体格は、
身長：172cm
体重：70kg
日本代表のミッドフィルダー選手（平均176.2cm）としては、身長は低いものの。
堂安律選手は、ボールをうまくミートして、速くて強いシュートを打てる技術も持ち合わせていると言えます。
ちなみに、歴代のサッカー選手で最も早かったシュート速度は・・・ブラジル人のロニー選手が2006年11月26日に直接フリーキックで記録した時速211km！
強くて速いシュートを打てる「だけ」では、サッカー選手としての全体評価にはつながりませんが。
上には上がいるものですね（汗）
②：サッカー選手として弱点がない
続いては、「技」の部分。
専門家のコメントを見ると。
堂安律選手の特徴として、
・完成度が高い
・弱点や不安が見当たらない
コレって、すごくないですか？
・スピードもある
・攻撃的だが守備にも貢献する
・ミスして反省するが落ち込まない
・鋭いドリブルもできる
（身長が高くないので、さすがにプロのゴールキーパーは難しそうですが）堂安律選手には、攻撃的ポジションの選手としての適性がありますね。
フィジカルやテクニックに優れたプレーヤーは数多くいますが、「全て」において世界レベルでプレーできる選手は、かなりレアです。
実際、論より証拠として。
スペインで最も多くの人に読まれている日刊新聞「マルカ（Marca）」は、カタールW杯予選リーグのベストイレブンとして、堂安律選手を右サイドFWとして選出しています。
世界トップレベルの大会でベストイレブンとして認められた、堂安律選手。
いやーすごすぎる！！
③：図太くて貪欲なメンタル
最後に、「心」の部分。
日本では、
性格は顔に出る
とは、良く言いますよね？
そんな視点で、堂安律選手の表情を見ると・・・
皆さん熱い声援ありがとうございました！
— Ritsu Doan/堂安 律 (@doan_ritsu) November 23, 2022
一喜一憂することなく次準備していきます。共に新しい景色を見ましょう！@JFA @FIFAWorldCup pic.twitter.com/i2AR6trzng
なんかもう・・・
「ギラギラした負けん気の強さ」が「表情の全面」に出ていると思いません？（笑）
堂安律選手は、自身の気持ちや目標をSNSにリアルタイムで発信しています。
ビッグマウスだけでなく
結果も残して周囲を黙らせる
「自らを追い込んでいる」とも言えるでしょう。
相当図太くて貪欲なメンタルじゃないと、こんな事できませんよね？
この辺は、かつて日本代表やACミランで活躍した本田圭佑選手と共通した部分を感じます。
堂安律選手は、カタールW杯の開催中、ベテランの吉田麻也選手や長友佑都選手と一緒にいることが多いとの情報もあります。
目標とする先輩の良い部分を取り入れようとする、「貪欲な」姿勢の表れですね。
堂安律の「人」としての魅力は？
続いては。
堂安律選手が持ち合わせている、「サッカー選手としての良さ以外の魅力」をお伝えします。
④：陽気で明るく、感情を出せる性格
堂安律選手は、（良い意味で）日本人らしくない性格です。
以下、実際に。
カタールW杯で日本代表がスペイン代表に劇的に勝利した後のロッカールームでの映像をご覧ください！
（17:36〜の場面です）
「ブラボー」を連呼する長友佑都選手にも負けないハイテンション！
他の日本人選手には、若干「ためらい」を感じますが・・・笑
堂安律選手、感情を素直に出せるタイプかと。
コレって、スポーツ選手が海外で活躍するためには、最も必要な要素だと感じます。
日本人には、沈黙が美徳といった考え方もありますが。
海外に出ると、
主張や発言をしないのは
「いない」のと一緒
という考え方が主流ですからね。
イタリアの名門チーム「インテル・ミラノ」で長年活躍した長友佑都選手は、「ラテン系のノリ」でチームメイトの心をつかんでいました。
そんな長友佑都選手も、「自分はメンタルは強くないが、強くする方法を知っている」とコメントしています。
堂安律選手は、「ブラボー！」を連呼して自分自身やチームを鼓舞している長友選手の姿勢を見習っているのでは？
ワタクシも中国に6年間駐在したことがあるので、良く良く理解できるのですが・・・
声のデカイ方が勝つ
そんな状況が実在するのが、海外です。
堂安律選手は、（映像を見る限りでも）海外で活躍できるタイプの性格だと言えるでしょう。
⑤：野心的な目標がある
ガンバ大阪に所属していた時代から、
代表の中心になってW杯で活躍して
ビッグクラブでプレーする
と公言していた、堂安律選手。
非常に野心的な選手です。
過去に同じような活躍をして、ビッグクラブへ移籍した日本代表の選手といえば？
・本田圭佑選手（ACミランへ）
・長友佑都選手（インテル・ミラノへ）
彼ら2名に近いものを感じます。
ビッグクラブへ挑戦する年齢的としても、ちょうど良いタイミングですし・・・
堂安律選手は、2023年以降、どんなクラブへ移籍するのか？
早速、2022年12月8日には。
セリエA（イタリア）の名門チーム「ASローマ」が、堂安律選手のスカウティングを始めると公式発表しています。
Roma begin scouting Freiburg’s Ritsu Doan https://t.co/jD8sC6VseS
— RomaPress (@ASRomaPress) December 8, 2022
今後、非常に楽しみですね！！
⑥：常に自信があって前向き
堂安律選手本人は、「自分自身はメンタルが強くない」と自認する発言をしていますが。
といった経験を踏まえた「根拠を持った自信」があることが、強みと言えます。
その上で、
・W杯で点を取ると思う
・スランプで苦しい時期でも「勘違い」をして得点シーンをイメージしていた
そんな前向きな「思い込み」を持ち続けることで、素晴らしいプレーを実現しています。
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まとめ
2022年のカタールW杯でも大活躍した、堂安律選手のすごさについて、詳しくお伝えしました。
こうして見ると・・・・
2022年カタールW杯の大一番（ドイツ戦・スペイン戦）で決めた劇的な同点ゴールは、「奇跡」ではなく「必然」だったと実感しますね。
2023年、堂安律選手はどんなビッグクラブへ移籍するのか？
個人的には、当たりが激しいプレミアリーグ（イングランド）のビッグクラブでガチンコ勝負をしている勇姿を見てみたい・・・笑
今後も、堂安律選手の活躍に期待ですね！
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！！
