藤澤五月の強さの理由は?右手の英文字は、孫子の兵法にも通じる秘訣!

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カーリング女子日本代表「ロコソラーレ」の司令塔である、藤澤五月選手。

冬季北京オリンピックにおいて、

ここぞ!

という土壇場の最終局面。

サークル内の2つのストーンを弾く

ダブルテイクアウト

という、逆転ウルトラショットを連発。

ついには・・・

ロコソラーレを、日本カーリング史上初の銀メダルまで導きました!

胸を張れる、立派な偉業です。

その競技中。

藤澤五月選手の右手に書かれている文字が、海外でも注目されています。

ファッション大国フランスで1937年に創刊された女性誌「マリ・クレール」も。

モチベーション維持の型破りな手法発見

と、取り上げています。

ツイッターのフォロワー1900万人。

アメリカで有名な、コメディアンのスティーブン・コルベア氏も。

I am good at monologue
自分は独り語りが得意

I have confidence
自信がある

と、自身の手に書いたジョークを披露して話題になっています。

海外でも注目された、藤澤選手。

藤澤選手の右手文字は何と書いてある?
藤澤選手の勝負強さの理由は?

右手の文字は自分で書いているの?
どんな意図で英語の文字を書いたの?
英文字の効果は?

勝負強さの秘訣を考察しました。

目次

藤澤五月選手が右手に書いた英文字の意味は?

各所で報道されている、藤澤五月選手の右手に書かれた英文字。

I am a good curler
私は良い選手だ

I have confidence
私は自信がある

と書かれています。

Let’s Have Fun!
楽しもう!

Stay Positive Support each other
ポジティブにいこう
互いに助け合おう

BE SATSUKI ★ ENJOY
五月らしく楽しもう!

MOVE TOGETHER TRUST YOURSELF
一緒に進もう 自分を信じて

という言葉も、追加されたり。

練習中には、

感謝

という文字を書いたり。

藤澤五月選手曰く。

冬季北京五輪では、試合毎にテーマを決めて、必ず書くようにしていたようです。

いわゆる、ルーティンですね。

シアトル・マリナーズ時代のイチロー選手が、毎朝カレーを食べていたのと同じ行動です。

テレビでも有名な脳科学者である、茂木健一氏は。

イチロー選手のルーティンを、

「これは無意識のセットアップだろう。いつも同じ行動を取ることは、力を発揮するのに一番良い脳の状態をつくることになる」

出典先:PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/44287?page=1

と、分析しています。

そう考えると、確かに。

ラグビーニュージランド代表のハカ
ラグビーの五郎丸選手のポーズ
水戸泉関の豪快な塩まき(古い?)

他のトップアスリートでも、同じようなルーティンがありますね。

世界カーリング連盟のTwitterでは。

the best life mantra
人生最高のおまじない

とコメントしています。

他に書いてある数字は何でしょうか?

カーリングのストーンである1番〜8番を表していると思われます。

カーリングのポジションは以下の通り。

リード:1、2投目。ブラシで氷をこする
セカンド:3、4投目。ブラシで氷をこする
サード:5、6投目。円の近くで指示
スキップ:7、8投目。司令塔

といったポジションがあり、1エンドでそれぞれ2回ずつストーンを投げます。

全部で8投。

誰がどのストーンを投げるか。

それぞれの役割をメモしている意味があるのかも知れません。

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藤澤五月の強さの理由は?右手の英文字は、孫子の兵法にも通じる秘訣!

では、本題です。

カーリング藤澤五月の右手文字。

たかが手書きの文字でしょ?
あまり意味ないんじゃ?

と、侮ることなかれ。

ワタクシの視点で見ると、

中国の歴史的な兵法書として有名な

孫子の兵法

にも通じる部分があります。

ご存じですか?

パナソニックの創設者である松下幸之助氏は、「孫子」を暗記していたそうです。

更には。

世界中の誰もが知っているであろう、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏。

彼も、孫子を座右の書にしているといいます。

すなわち、孫子の兵法とは。

スポーツ選手のみならず、ビジネスパーソンも絶対に押さえておきたい考え方と言えます。

そんな孫子が説く、勝負事に必要な強さの秘訣とは?

能(よ)く自ら保(たも)ちて、勝(かち)を全うす

競い合いや争いごとでは、冷静さを欠いたほうが負ける。自分自身を常に冷静に保つことが勝ちを呼び込むのだ。

出典元:田口佳史 著
超訳《孫子の兵法》
「最後に勝つ人」の絶対ルール
より抜粋

そんなの当たり前じゃん?

確かに。

割と、一般的な概念ではありますね。

ですが。

比類のない人生戦略の中国古典である

孫子の兵法

においても、わざわざ説かれています。

ココに重要な意味があります。

つまり。

落ち着いて勝負しないと、負けるよ?

と、あの孫子も言っている訳です。

勝負事で、頭に血が上って負けてしまった経験はありませんか?

勝ち負けに関係ない場合でも。

冷静さを失うと、判断を誤ってしまうご経験は、おありかと思います。

孫子の兵法では、

感情を整理すること

の重要性を説いています。

しかしながら。

どうすれば冷静さを保てるか?

についてまでは、言及していません。

藤澤五月選手は、ルーティンとして右手に英文字を書くことで。

見事に、感情を整理していると言えます。

本人としては、

孫子の兵法

を実践している意識はないでしょう。

藤澤五月選手の強さの秘訣。

後述しますが、2019年のTwitterでも、文字を右手に書いてる画像が投稿されています。

右手の英文字は、2022年の北京五輪から始めたルーティンではありませんでした。

オリンピックという大舞台でも、冷静さを発揮できる。

日頃から積み上げたルーティンを持ち合わせていることは、大きな強みです。

自らを落ち着かせるために、右手に文字を書く。

カーリング以外のスポーツや、勝負事で色々なプレッシャーがかかる局面で活用できそうです。

我々としても、非常に参考になりますね。

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藤澤五月が英文字を右手に書いた理由は?

ストーンを投げる前に見えるように書いた

藤澤五月選手は、ストーンを投げる際、右手に手袋をつけていません。

右手に文字を描くと、常に見えますね。

本人としては、これが大きな理由だと推察します。

さすがにストーンをリリースする直前は、前方を見据えているので、文字は目に入らないでしょうけども。

プレッシャーのかかるたびに、その右手を見つめて。

強い気持ちで、自分を信じて落ち着かせていました。

素晴らしいルーティンです。

藤澤五月選手がプレーするカーリングのポジションは、スキップと言われます。

いわゆる、

キャプテン(司令塔)のポジション。

試合中の指示権限を持ち、相当なプレッシャーがかかる、最後の7.8投目を担当します。

接戦であるほど、メンタル的にも追い詰められる、非常にキツイ役割。

そのプレッシャーを跳ね返すために。

自分にも文字が見えるように、右手に書いていると考えられます。

報道で注目されると、相手チームへのプレッシャーにもなる

一方、副次的な効果として。

北京冬季五輪で勝利を重ねる日本チーム。

藤澤五月選手の右手文字が、大きく報道されていました。

彼女が正確なストーンを投げるたびに、益々注目されるでしょう。

右手文字の情報は、イヤでも対戦相手の耳にも入ると予想されます。

対戦相手が、世界レベルの強豪であっても。

対戦相手の立場を考えると、

ちょっと気になってしまう

うっとおしい存在になるハズ。

練習の時は、漢字。

試合の時は、世界共通語である英語。

なぜ、漢字と英語を使い分けたのでしょうか?

右手の文字を世界共通語の英語で書いたのは、相手チームの心を乱す狙いもあるのでは?

と推測します。

仮に、本人にそのつもりがなくても。

相手チームの心理上、結果的に少なからず影響が出るでしょう。

英文字以外にも。

カナダチーム
韓国チーム

で話題になっている、

メガネ先輩

にも、同じことが言えると思います。

ワタクシが対戦相手の立場だったら、ものすごくやり辛いです。

(あくまでも個人の考察です)

特にカーリングは、メンタル面が勝敗を左右するスポーツ。

相手に影響するプレッシャーは、少なくないと考えられます。

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右手の英文字は、藤澤五月選手が書いている?

この時も、おまじない要素があったのか?

この数字も恐らく、ストーンNo。

藤澤五月の利き腕は、左手。

調べてみると。

箸やペンも左手のようです。

右手の文字は、チームメイトではなく、自分で書いていると考えられます。

また、スポーツの時は右利き。

↓参照先↓
ニコニコ大百科「藤澤五月」より

ちなみに、左利きの特徴として。

右脳が活性化すると言われています。

ひらめき
直感

に優れている

10人に1人の脳
選ばれた才能

とのこと。

↓参照先↓
最新脳科学でついに決着!「左利きは天才」なのか?

藤澤五月選手の場合、右手も使えます。

右脳と左脳をフルに使える能力を持った、稀有な才能の持ち主と言えます。

確かに、冬季北京五輪でも。

土壇場で発揮する藤澤選手の集中力は、目を見張るものがありますよね。

左手で文字を書く
右手でプレーする

両利きであることも、勝負強さの秘訣だと思われます。

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藤澤選手と同じルーティンじゃないと、勝負強くならない?

藤澤選手のルーティンを真似して、勝負強くなりたい!

良い習慣は、ぜひ取り入れたいですよね。

完全に真似をする必要は、ありません。

孫子の兵法では。

自身を冷静に保つ方法について、具体的には説いていません。

自分に合ったルーティンを「意識して」日頃から作っておく事で。

どんな局面でも、落ち着いて勝負強さを発揮できるでしょう。

例えば。

  • 試合前、鏡の前で自分の顔を見つめながら両手をバシッと合わせる
  • 試合前、必ずバナナを食べる
  • 試合中にミスをした時こそ、両手を大きく叩いて自分や味方を鼓舞する

これらは、ワタクシがプライベートでサッカーのゴールキーパーをやっていた時、実践していたルーティンです。

藤澤五月選手とは、レベルが全く違いますけどね(笑)

とはいえ、ですね。

負けたくない試合で、プレッシャーのかかるPK(ペナルティキック)を止めたりできたのは、独自ルーティンのおかげだったと信じています。

ローマは1日にしてならず。

とも言われます。

付け焼き刃のルーティンでは効果も薄いでしょう。

ワタクシも、早速利き手の逆で文字を右手に書いて、習慣化してみようと思います(笑)

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

藤澤五月選手の強さの秘訣。

孫子の兵法

を踏まえつつ、右手の英文字について考察しました。

彼女のルーティンを、大いに参考にしたいですね。

藤澤選手の活躍っぷりが、孫子の本場である中国で炸裂。

ある意味、見ていて個人的に痛快でした。

涙もありながら、日本カーリング史上初の銀メダルを獲得した冬季北京オリンピック。

数多くの苦しいプレッシャーの中、笑顔で逆境を跳ね返す素晴らしいプレーに感動しました。

藤澤選手を含むロコソラーレの皆さん、お疲れさまでした!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!!

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カーリングの藤澤五月選手の右手文字にも通じる「孫子の兵法」文庫本の写真

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