チャールズ国王の戴冠式に使う費用は?
そんなアナタの疑問を解決します。
2022年には、日本でも元安倍総理の国葬費用が話題になったのと同様に。
この種のネタは、イギリス国内でも非常に話題になっています。
果たして、いくらなのか!?
海外の情報を踏まえて、お伝えします。
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チャールズ国王の戴冠式|費用と内訳は?
では早速、本題。
世界で最も発行部数が多いイギリスの日刊紙「The Sun(ザ・サン)」によると、
と予想されています。
かなりの金額ですね!
費用の内訳としては、
・セキュリティ
・ウエストミンスター寺院の装飾
・その他の儀式
となりますが、
それぞれの具体的な金額は明らかにされていません。
ロシアのウクライナ侵攻が続いている状況でもあるので、セキュリティには、より費用がかかりそう。
チャールズ国王の戴冠式の計画(コードネーム: Operation Golden Orb )は10年間続いており、変更の多くは故エリザベス女王によって承認済み。
つまり、以前から決定していた内容。
チャールズ国王の戴冠式は、以下のような流れです。
・承認式
・宣誓式
・油注ぎ式
・叙任式
・即位式
イギリス王室の戴冠式は、1,200年以上続いてきた重要な儀式。
とても格式の高い式になりそうですね!
↓参照先↓
THE SUN|チャールズ王の戴冠式:これまでにわかっていることすべて
イギリス国民1人あたりの負担は?
ここで重要なのが、
つまり、戴冠式の費用は。
国民の税金から支払われます
THE SUNが報道している金額(1億ポンド=160億円)が正しいとすると。
1人あたりの負担金額は、
イギリス国民あたり:約238円
(2020年時点:6,722万人)
イギリスの給与所得者あたり:約546円
(2021年12月:2,946.8万人)
となります。
イギリス国民が、この金額をどう考えるかですが・・・
少なくとも、日本でコロナが流行した時に発生した1人あたり10万円の給付金よりは、(比較的)わずかな金額ですね。
チャールズ国王の戴冠式|エリザベス女王との比較
以下、各社メディアの英語記事の数字を踏まえて、比較しました。
チャールズ国王の戴冠式は、エリザベス女王の規模と比べて「半分以下」になると予想されています。
戴冠式 | 日付 | ゲスト人数 | 式典時間 | 参列人数 | 費用 |
エリザベス女王 | 1953年6月2日 | 8,000人 | 3時間 | 16,000人 | 157万ポンド 現在の5,600万ポンド相当 |
チャールズ国王 | 2023年5月6日 | 2,200人以上? | 1.5時間? | ?? | 約1億ポンド |
エリザベス女王の戴冠式には、当時157万ポンドの費用がかかっています。
現在の価値に換算すると??
英国国家統計局(ONS)が発行する「複合物価指数」から取得されたデータ(公式・非公式を含む)を用いた計算結果によると。
日本円のレートで換算すると、
約91億円
イギリスのタブロイド紙「ノッティンガムポスト」の記事にも、「エリザベス女王の戴冠式は、今日では5,600万ポンドに相当する」という記事も。
とはいえ、1953年当時の157万ポンドの換算金額については、各紙様々な数字がありました。
↓参照先↓
・CPIインフレ計算機|1953年の157万ポンドは、今日では5,608万ポンドの価値があります
・ノッティンガムポスト|チャールズ国王の戴冠式は、「女王の半分のサイズになる」
あれ?それでも、チャールズ国王の戴冠式費用の方が高い?
という疑問も出てきますが・・・
戴冠式の全世界放映権や、観光収入で「元を取る」と見込まれているようです。
チャールズ国王の戴冠式|イギリス国民の声
そうなると、気になるのが・・・
イギリス国民の反応ですよね!
エリザベス女王の国葬の際には、「賛成」「反対」さまざまな意見がありましたが。
チャールズ国王の戴冠式に関しては、
といった、批判の声がありました。
Trouble is I maybe in London to see the coronation but if they are there it will be tinned tomatoes heading to them! Then I will end up in prison & out of pocket for the tins! Argh even eggs are too expensive to throw these days Just for 1 SINGLE DAY CIII Please think COUNTRY 1st
— Queen Kat 🐾🐈⬛🐾👑✡️🎨🎼🎵🎶🎧 (@KitKat2cats) February 20, 2023
I feel that the Coronation should be delayed a few years if indeed it should happen at all. It is not appropriate to host a lavish Coronation during a cost of living crisis.
— Tim Clarke (@TimClarke1948) December 13, 2022
国民1人あたり250円程度の出費なので、「イギリス国家」として考えた場合、大した負担ではないですが・・・
そんな感情になるのは、よく理解できます。
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エリザベス女王の国葬費用1人いくら負担?イギリスの反応は賛成?反対?
まとめ
チャールズ国王の戴冠式に必要な費用と内訳について、海外の情報を踏まえてお伝えしました。
160億円という数字が本当だとしたら、決して安くない金額であることは確かですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!