新紙幣が中国っぽい!本当に?有料アプリで新一万円札と人民元をガチ比較

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新紙幣が中国っぽい!
人民元に似ている!

渋沢栄一が毛沢東に見える!

アナタもそう思われましたか?

確かに、そんな気もしますね。

では、

どれくらい、中国っぽいのか?

AIアプリ「そっくりさん」の写真比較機能(有料)を使用した検証を踏まえ。

ふわっとした「感覚」ではなく、

「中国っぽさ」「数字」「明確」にお伝えします。

ワタクシは、中国の北京に6年間、駐在員として海外赴任していたこともあり。

いまだに財布に入っている、人民元の「実物」を使用して比較できます。

さあ、結果はどうなったのか・・!?

それでは、続きをご覧ください!

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目次

【世間の反応】新紙幣の一万円札が、中国っぽい!

新一万円札(引用先:外務省HPより)
中国の人民元(現物)

まずは、世間の反応から!

2024年度上期をめどに発行される、新紙幣。

20年ぶりの刷新となりましたが・・・

新紙幣が中国っぽい!

というコメントが、

新紙幣が発表された直後の2019年から、2023年1月の現時点でも多数ツイートされています。

主なコメントは、以下の通りでした。

・新一万円札が、偽物くさい、人民元のようで写真が毛沢東みたい
・新札のデザイン、どことなく中国人民元に似てますね。最悪です
・新一万円札やっぱどう見ても人民元。渋沢栄一が毛沢東に似てるのが悪い
・新一万円札の渋沢栄一、デコハゲだけど黒髪の頃の写真使ってて人民元感ある
・フォントもダサいし、壱万円で良くない?
・アラビア数字のフォントが人民元よりダサ過ぎてしんどく思えるのは自分だけでしょうか?

引用元:Twitter「新札 人民元」の検索結果

コメントを2つのポイントにまとめると、

  1. 毛沢東と渋沢栄一の「見た目」が似ている
  2. フォントが人民元よりもダサい

人民元っぽくて、イヤ!

という感情が根底にあるようにも、見受けられるような?

「見慣れないもの」に対して反応する、人間らしい「違和感」ともいえますね。

毛沢東と渋沢栄一
どっちが似ている?

という、ネット上のアンケートでは。

そっくり:212票
似てない:47票

というデータもあります。

「毛沢東と渋沢栄一、どっちが似ている?」という、ネット上のアンケート結果(sokkuri)の画像

5人中4人は、似ている!

という評価です。

では、実際はどうなのか?

「実物」を比較してみましょう。

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【画像比較】新紙幣の一万円札と中国の人民元

実際に、実物を手に取って眺めてみると・・・

確かに、新一万円札のフォントは
人民元よりダサい気がする(笑)

アナタは、どうお感じですか?

もう1つの比較として、現行の1万円札100元札「実物同士」を並べてみますね。

100元紙幣の毛沢東の「顔」って、かなり大きめで「圧」が強めなんですよ。

日本の紙幣と中国の人民元は、サイズ感も違うので、「似ている」と言われても・・・

あまりピンと来ないような?

とはいえ、コレはあくまでも個人の意見。

続いては。

中国っぽいと言われている新一万円札と人民元が、果たしてどれくらい似ているのか?

「数字」「明確」に検証します。

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渋沢栄一と毛沢東は似てる?有料アプリでガチ比較!

さて、「論」より「証拠」です。

AIによる、そっくり診断アプリ

そっくりさん AI顔診断

画像比較機能(有料)を使用して、中国っぽい新紙幣の一万円札(渋沢栄一)と、100元札(毛沢東)を比較してみました!

気になる結果は・・・・コチラ!

そっくりさんAI顔診断アプリの画像比較機能(有料)を使用して、中国っぽい新紙幣の一万円札(渋沢栄一)と、100元札(毛沢東)を比較した画像

B級そっくりさん
似ている率:89.4%

あれ?

激似!って感じではないですね

ちなみに。

「そっくり度」の目安としては、

97%以上:ほぼ本人!
90%程度:あー似てる!
80%程度:似ているかな?
70%程度:うーん、似てない?

といった感じです。

そっくりさんアプリの精度については、過去に検証した記事をご覧ください。

↓参照先↓
そっくりさんアプリの精度は高い?有料の写真比較でガチ検証したら!?

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確かに、

あー似てる!

という程度ですね。

人間の目で見ると、おでこの部分と髪型が似ているような気もします。

他のモノマネ芸人で例えて言うなら?

モノマネ芸人の大御所である「コロッケ」が、「五木ひろし」の顔マネをしているレベルです。

↓参照先↓
コロッケの五木ひろし顔 VS 普段顔

このレベル感なら、新紙幣の一万円札が中国っぽい!という意見が出てくるのも、理解できるような気もします。

続いて、今の一万円札(福沢諭吉)と、100元札を比較してみると・・・・?

そっくりさん AI顔診断アプリの画像比較機能(有料)を使用して、現行の一万円札(福沢諭吉)と、100元札(毛沢東)を比較した画像

C級そっくりさん
似ている率:78.7%

新一万円札の渋沢栄一よりも、そっくり度が10%程度下がりました!

ハリセンボン春奈
   VS
マイケル・ムーア

と同じレベルですね。

↑の写真2つを比較すると、そっくり度は79.7%(C級)でした。

以上の結果から考えると?

現行の一万円札(福沢諭吉)よりも、新しい一万円札(渋沢栄一)の方が、人民元の毛沢東に「そっくり度」「10%程度」上がるので、「新紙幣が中国っぽい!」という印象になった

という結論になります。

ちなみに、100元札と20元札の毛沢東を「そっくりさんアプリ」で比較すると、そっくり度は100%(S級)でした。

「そっくりさんアプリ」は、ちゃんと同じ画像を認識することを確認済です。

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中国っぽい新紙幣と人民元のサイズ比較!

続いて、サイズを比較。

日本の財務省のサイトには、新紙幣の寸法データがありました。

スクロールできます
縦(mm)横(mm
新一万円76160
新五千円76156
新千円76150
現行一万円76160
現行五万円76155
現行千円76150
100元77156
50元70151
20元70146
10元70140

新一万円札は、100元札と比較すると、縦が1mm短く横に4mm長いサイズ

全般的な紙幣のサイズとしては、日本の方が「大きめ」でした。

↓参照先↓
財務省|日本銀行券の改刷について

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紙幣のデザインを変える理由は?

わざわざ、お札を更新するのはナゼ?

当然、そんな疑問も出てきますよね。

財務省のサイトを見ると、以下のような説明がありました。

  • 偽造されたお金が出回らないように、大幅に進歩した民間の印刷技術で紙幣のデザインを変更して、より偽造しにくい紙幣にするため
  • 目の不自由な方や、外国人にも分かりやすいように、ユニバーサルデザイン(世界標準)の考え方を踏まえて、誰にでも使いやすい紙幣にするため

一言でまとめると、

見やすく、偽造されにくくするため

ってことですね。

新紙幣に加えられた主な新しい技術は、以下の通りです。

・高度なすき入れ(すかし)
・最先端技術を用いたホログラム

 →世界初となる3D技術を使用
 →角度を変えると顔の向きが変わる
・手で触れても識別できるデザイン
・お札ごとにマークを入れる位置を変更
・金額(アラビア数字)の大型化

「印刷技術が進んでいる」ということは、「偽造の技術レベルも上がっている」わけで。

日本だとほとんど「偽造」のニュースは聞きませんが、2020年時点でも、中国では普通に「偽札」が出回っていました。

ATMからフツーに偽札が出てくることも。

タクシーの運転手に「ニセの50元札」をおつりとして渡されるので、気をつけて!

といった風景も、日常茶飯事でしたね。

そう考えると・・・

偽造防止を目的として、約20年ぶりに新紙幣のデザインを変更するのは、良く良く理解できますね。

↓参照先↓
財務省|なぜ紙幣や貨幣のデザインを変えるのですか?

ちなみに。

お札に採用される人物については、

・写真が残っていること
・品格があること
・国民に良く知られていること

といった、3つの必須条件があります。

つまり・・・

「戦国武将」などは、正確な写真が残っていないので、現在は不採用ということですね。

徳川家康とか、良いと思うのですが(笑)

う〜ん、残念!!

↓参照先↓
財務省|特集:2004年以来、約20年ぶりの刷新へ 新しい紙幣・硬貨発行の意義と最新技術

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中国っぽい新紙幣が2024年に発行されたら、どうなる?

あと1年後に迫った、新紙幣の流通。

2024年以降、どうなるか?

ツイッターでの意見も踏まえ、2つ考察しました。

①:電子決済が増える?

まずは、コチラ。

電子マネー決済が増える

という可能性です。

お金の電子化の動きは、2023年1月時点でも徐々に進んでいますが。

新しい紙幣が中国っぽいから、使いたくない!

という考え方で、電子マネーを利用する人が増える可能性もゼロではなさそうです。

②:古い一万円札の価値が上がる?

現行の「E一万円券」
引用先:国立印刷局
現行の「E一万円券」
引用先:国立印刷局
1984年発行の「D一万円券」
引用先:国立印刷局
1984年発行の「D一万円券」
引用先:国立印刷局

もう1つは、アナタも気になるであろう「古いお札の価値」です。

福沢諭吉が描かれている一万円札は、現行の「E一万円券」と、昭和59年(1984年)に発行された「D一万円券」の2種類があります

2023年1月時点でも、D一万円券(未使用)12,800円で販売しているサイトもあります。

そう考えると、現行のE一万円券も・・・

あと40年後くらいには、(新札であれば)同じような価値になっているかも?

うーん、どうでしょうね・・・・

さっさと投資にでも回したほうが、稼げるような気もしますが(笑)

↓参照先↓
ヤフオク!|日本銀行券 旧一万円札 福沢諭吉(新札)

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今の中国は、電子マネー決済が主流

最後に、おまけ。

ここまで「中国っぽい」とイメージされている「人民元」のお札について、お伝えしてきましたが・・・

今の中国は、電子マネーが主流です。

中国アプリ「Wechat」の電子マネーの画像
中国アプリ「Wechat」の電子マネー

経済産業省が算出した2021年のデータによると、中国のキャッシュレス化が77.3%に対し、日本は32.5%。

ワタクシが中国の北京にいた2020年当時も、財布や現金ではなく、スマホだけを持ち歩いて買い物していました。

日本の新しい紙幣が流通する2024年に、「新札が中国っぽい!いやだ!」と騒いでも??

すでに中国には「お札がほとんどない」状態になっているかもしれません(笑)

それはそれで、シュールな状況ですね。

↓参照先↓
経済産業省|2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました

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まとめ

新紙幣が中国っぽい!という疑問に対し、新一万円札と人民元を詳しく比較しました。

結論として、

新紙幣(一万円札)の「中国っぽい」度は、89.4%コロッケが、五木ひろしのモノマネをした時と同レベルのそっくり度)でした!

何か1つでも、話のネタになれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

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