2022年4月14日。
ロシア軍が日本海でミサイルを発射しました。
ミサイルの種類は。
巡航ミサイル「カリブル」
最大射程距離は、2,000キロメートル。
海上に設置した敵の船を想定した目標に、
命中させたと報道されています。
このタイミングでの演習は。
日本からの経済制裁を牽制する動き?
対岸の火事ではありませんね。
というか、そもそも。
ミサイルの値段って、一体いくら?
気になりますよね。
そこで、ワタクシ。
- カリブル巡航ミサイルの値段は?
- 巡航ミサイルと、弾道ミサイルの違いは?
諸々、調査しました。
ご覧ください。
カリブル巡航ミサイルの値段は?
では早速、本題。
カリブル巡航ミサイルの値段について。
一体、いくらだと思いますか?
100万円?
1,000万円?
調査したところ。
日本のウィキペディア等では、
発見できませんでした。
そんな中。
- 巡航ミサイルは高価
- 米国トマホークミサイルは、200万ドル
- ロシアの巡航ミサイルは、その約半分の費用がかかる可能性がある
- モスクワの資金調達と製造が制約されてるため、実質的に手頃な値段ではない
と記述したアメリカのサイトで、
ヒントを見つけました。
つまり、
ロシアのカブリル巡航ミサイル1発は?
100万ドル
(1億2,500万円!!)
程度の価格だと推測されます。
これを2発、発射しています。
↓参照先↓
ロシアはウクライナで巡航ミサイル兵器を解き放ちました
しかもこれ。
あくまでも、
「ミサイル単体の値段」です
実際は、
- 潜水艦への輸送費
- 潜水艦での管理費
- 機密事項の防衛費
諸々の経費が、さらに上乗せです。
例えば。
日本の関東近郊で重機をレンタルして、
重さ10t程度のステンレスタンクを工場内で移動させると?
安全管理の人件費を含めて、
100万円近くかかる場合もあります。
この程度の工事でも、これだけの経費。
そう考えると?
ミサイルの管理には、更に比べ物にならない程度の経費がかかるでしょう。
雑に扱って、誤爆でもさせたら。
自分達の命とメンツが台無しですからね。
巡航ミサイルと、弾道ミサイルの違いは?
今回発射されたミサイルは、
巡航ミサイルと呼ばれます。
別のニュースでは。
長距離弾道ミサイル
というミサイルもありますね。
巡航と弾道、どう違うの?
そんな疑問もおありかと思います。
調べてみた限りでは。
長距離 弾道ミサイル | カリブル 巡航ミサイル | |
正確性 | 低い (範囲が広い) | 高い (特定可能) |
射程距離 | 10,000km以上 | 地上目標 1,500〜2,000km |
時速 | 戦闘機の6〜10倍 時速20,000km | 旅客機と同等 時速700〜1,000km |
価格 米国製 | 3,000万ドル (約37億円) | 200万ドル (約2.5億円) |
発射後の軌道 | 大気圏を移動 軌道は放物線 | 低空自律飛行 軌道は電子制御 レーダー感知難しい |
どちらも、核弾頭を搭載可能です。
費用対効果としては、
弾道ミサイルのコスパが悪い
という記述もありました。
とはいえ、仮に。
どちらのミサイルが投下されるとしても。
被害は大きいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カリブル巡航ミサイルの値段は?
について、お伝えしました。
今回、ロシアの軍事演習で。
2億5,000万円以上が
一瞬で海に消えています
脅しのためとはいえ、
自ら経済制裁というか。
ものすごい出費ですね。
アメリカ国防総省によると。
ロシア軍は、ウクライナとの戦争で
2022年3月9日までに、
少なくとも670発の巡航ミサイルと
弾道ミサイルを発射しています
今後の戦闘が続けば、
ますます増えていくでしょう。
他の有意義な活動に
同じ経費を使えば良いのに
心から、そう思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。