三幸製菓のお菓子が品薄に!いつまで続く?今後の生産供給はどうなる?

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荒川工場(新潟県村山市)で死亡火災が発生した、三幸製菓のお菓子について。

火災翌日以降、店頭在庫の品薄が発生。

その後、6月27日以降。

新崎工場(新潟市北区)
新発田工場(新発田市)

上記2つの工場に続いて、

荒川工場の操業も再開しました。

今後の供給がどうなるか?

調査してお伝えします。

目次

三幸製菓の商品がない!今後の品薄はいつまで続く?2022年9月12日より荒川工場の本生産を再開!

では早速、本題。

三幸製菓の工場は3つあります。

新崎工場(敷地13,140㎡)
荒川工場(敷地77,829㎡)
新発田工場(敷地60,986㎡)

※6月27日に操業再開
※9月5日に操業再開

三宝製菓3工場の地図画像

3工場ともに新潟県です。

火災が発生した荒川工場は、その中でも最も敷地面積の大きい工場。

ロングセラー商品である

雪の宿
ぱりんこ

を製造している主力工場です。

各工場の稼働再開について、時系列で示すと。

【2022年4月21日】

現時点においては、5月中旬以降、順次工場毎に生産を再開し、 6月頃より出荷・販売再開を予定しております。

↓参照先↓
生産再開に向けた取り組み状況について

「現時点においては」

という前置きで、

5月中旬〜:順次生産再開
6月頃〜:出荷・販売再開

となっていましたが。

【2022年5月11日】

火災が発生した荒川工場における製造棟ごとの再稼働は、見送りになりました。

【2022年5月31日】

記者会見時も同様の見解でした。

各工場毎に安全の確認が
取れ次第、遺族の了承を得て
生産を再開する

再開する商品の優先順位は
具体的には差し控える

という回答でした。

【2022年6月12日】

新崎工場・新発田市の2工場について、6月下旬に操業再開する方針を明らかにしました。

【2022年7月21日】

三幸製菓の発表によると。

新発田・新崎2工場の
出荷・販売の再開は
7月25日と発表
(全国での販売)

再開する商品は、33点

新崎工場では
「チーズアーモンド」

新発田工場では
「ぱりんこ」

などの生産ラインが稼働しています。

再販売と同時に、内容量も一部変更。

例えば。

ぱりんこ(チーズ味、減塩を含む)は、

36枚入→30枚入
72枚入→60枚入

枚数が減っています。

実質の「値上げ」ですね。

原料やエネルギー価格の高騰が理由です。

既に、2022年7月23日の時点で。

「ぱりんこ」「チーズ気分」が、関東地方のスーパー(ベルク)で販売されていたツイートも。

直近の2022年6月25日に新装開店したのは、ベルク広瀬店(埼玉県熊谷市)。

再販の足並みは、揃っていない模様です。

一方、荒川工場については。

9月5日に「生地工場」の稼働を再開し、9月12日に本生産を再開すると発表されました。

商品の出荷・販売は、10月上旬頃の予定です。

主力商品「雪の宿」は、10月10日からの発売となりました。

↓参照先↓
三幸製菓HPより|荒川工場の生産再開のお知らせ
三幸製菓H Pより|新崎工場・新堀田工場の生産再開のお知らせ
販売再開と一部商品内容量変更に関するお知らせ(2022年7月21日)
販売再開と一部商品内容変更に関するお知らせ(2022年9月16日)

既に生産を再開している2工場と、9月再開予定の荒川工場の敷地面積は同程度。

  • 10月上旬以降、徐々に全ての製品が棚に戻ってくる
  • ぱりんこ同様、雪の宿も内容量が変更になる?

という見方もできます。

実際に、「雪の宿」も内容量が変更(24枚→20枚)となって、実質の値上げになりました。

同様に、他の製品も

丸大豆せんべい(11枚→10枚)
粒より小餅(90g→80g)
おかき餅(14枚→12枚)

内容量が減っています。

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2022年4月21日の報告では。

再開後も、火災原因の調査を継続。

新たな事実が判明した際は、都度必要な施策を実施する方針としていました。

2022年5月27日時点では。

新崎工場新堀田工場について、

新潟市消防局が、工場再開前の安全性を確認する立入検査を終えています。

2022年8月2日には、新潟労働局が荒川工場への2度目の安全パトロールを実施して「火災予防も含めて、重大な危険を及ぼす箇所は確認できなかった」とコメントしています。

雪の宿の賞味期限は、製造日から6ヶ月となっています。

全工場を、おおむね3ヶ月停止として再開を急いだのは。

市場在庫を切らさずに、とにかく何とかして早く販路を取り戻したい考えがあったのでしょう。

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また、現在は。

電気設備の部品に使われている半導体が、不足している世界情勢もあります。

例えば半導体は、電気設備を制御するシーケンサーという主要部品に使用されています。

実際、このシーケンサーの納期も遅延しています。

今回焼失した、荒川工場の生産設備を新設するにしても、1年以上はかかるでしょう。

↓参照先↓
Amazonの三幸製菓製品販売サイト

一方で、停止期間の間に。

他の競合メーカーに店舗の棚を奪われる事も考えられます。

どんな製品であれ、一度失った棚を取り戻すのは難しい傾向です。

競合他社にとっては、ある意味チャンスですからね。

2022年2月18日
実際に米菓他社が増産体制を開始した報道があります。

2022年6月以降、三幸製菓の販路自体が減少する可能性もあるでしょう。

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三幸製菓荒川工場で発生した火災の影響|ぱりんこ、雪の宿等の商品が品薄&品切れに

火災発生時は、2022年2月11日の深夜。

発生翌日のTwitterでは、品薄の状況がツイートされています。

発売後45年を超える三幸製菓の主力製品

雪の宿
ぱりんこ

等が、品薄になっていたようです。

亡くなられた方々の悲報に、心よりお悔やみ申し上げます。

関係者の方々は、大変な思いをされている事でしょう。

記者会見をせずに再開しようとした三幸製菓の対応にも、ご遺族の不信感が募っています。

消費者として、被害の解決と再発防止を願うばかりです。

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他米菓メーカーの製品も品薄に

実際に、2022年3月2日以降。

米菓業界1位である亀田製菓の製品が品薄になった情報もあります。

その後、岩塚製菓、栗山製菓などの製品の供給も不安定に。

業界1位である亀田製菓の主力製品

ハッピーターン
ソフトサラダ
ぽたぽた焼き
まがりせんべい

が、品薄になっていました。

いつもの米菓がなければ、代替を求める

理解できる流れです。

米菓業界2位の三幸製菓。

全工場停止の影響は、他メーカーにも及んでいます。

他メーカーの方々も、安全面に注意しながら、増産体制に入っているでしょう。

このタイミングで同じ事故を発生させる訳にもいきませんからね。

ぱりんこや雪の宿に類似した新製品の開発も、急ピッチで進めているかもしれません。

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三幸製菓荒川工場で発生した火災の原因は?

報道を見ると。

  • 火災が起きた建物では、生地を練ったり、焼いたりする工程がある
  • 菓子のかすが発火した
  • 亡くなった4名は、入り口付近で倒れていた

との情報があります。

原料を加熱する部分の清掃が行き届いておらず、発火した可能性が高いですね。

状況からして、直接の死因は、煙によるものでしょう。

他に考えられる、冬場の生産現場の火災原因として。

ネズミが電気配線を噛んで発火

というケースもあります。

火災が発生した工場には、原料の米が沢山保管されています。

エサを求めるネズミがいるでしょう。

一方、通電している電気設備の制御盤の中は、温かいです。

暖を取るために、ネズミが配線の束に入り込んで歯でかじり、発火するパターンがあります。

このリスクを回避するには。

制御盤へ配線が入る穴の隙間をパテで埋めて、ネズミが侵入しないようにする方法が効果的です。

ネズミが嫌うカプサイシン入りの業務用パテなどが、市販されています。

業務用防鼠チューレスねずばんパテ

ですが、今回の火災の場合。

生産中に火災が発生しています。

ネズミは、人の気配&明るい場所を嫌うので、ネズミによる発火は考えにくいです。

以上、あくまでも考察です。

過去にも同じ工場で8件のボヤ騒ぎがあったとの報道もあります。

今回、火災のあった建屋は、荒川工場のFスタジオ。

同じ敷地内のGスタジオに関しては。

2015年7月10日に食品安全マネジメントシステム認証規格である、

FSSC22000を取得済みとの情報がありました。

  • Fスタジオの5S(整理/整頓/清潔/清掃/しつけ)は、徹底されていたのか?
  • 3交代の夜勤において、作業者の力量評価をしていたのか?
  • 集塵機などの設備メンテナンスは、定期的かつ効果的に行われていたのか?
  • 停電時に非常灯が正常に作動することを、定期的に確認していたのか?
  • 避難訓練は徹底されていたのか?
  • 年間の消防計画通りに防火活動をしていたのか?
  • アルバイトまで火災発生時の教育が周知できていたのか?
  • 消火器や自火報設備は、きちんと点検されていたのか?
  • 避難する動線は確保されていたのか?

発表された情報を時系列でまとめると、以下の通りです。

2022年2月18日
ここ数年、深夜の避難訓練を実施していない、との報道がありました。

2022年2月22日
複数の会社関係者が、「防火体制に問題があった」と、週刊文春の取材に証言したことが配信されました。

2022年2月25日
三幸製菓代表取締役  佐藤元保 CEOより
火災発生が休憩時間だったため、証言が少ないこと、建屋自体が全焼し現場が極めて危険な状態であることなどから、原因究明については時間を要している。との発表がありました。

2022年4月21日
同CEOより
本件の原因は、現時点で捜査当局においても一つに特定されていないが、一部従業員を避難訓練に参加未了のまま業務に従事させていた事実があった。との発表がありました。

2022年5月3日
報道各社への書面回答では
火災が起きた建物について、今後、稼働させることはなく、警察から許可を得たうえで遺族に伝え、解体する方針を明らかにしています。

2022年5月31日
三幸製菓HPにて、火災事故の調査報告(1次報告)と再発防止策の計画内容について掲載されています。

↓参照先↓
火災事故調査委員会から受領した調査報告(一次報告)について
三幸製菓による再発防止策の実施及び計画内容について

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三幸製菓の職場環境は配慮されていた?就職サイトでの口コミ

深夜に火災が発生した三幸製菓の荒川工場。

死亡6名、負傷者1名(退院済み)

物的被害は、Fスタジオ全焼。

勤務は、24時間体制の3交代。

火災発生当時は、場内に30数名がいたようです。

工場現場で働く人の職場環境は、実際どうだったのでしょうか?

(追記)
2022年2月25日
火災発生後の工場停止期間中は、従業員の雇用を継続して賃金を補償する、という発表もありました。

諸々の状況をふまえると。

会社としては、勤務体系に一定の配慮はあったものと推察します。

理由は、以下の通りです。

就職サイト「就活会議」にて、三幸製菓の口コミを調べてみました。

2020年頃に三幸製菓の生産部門にパートで在籍し、退職後、2021年6月に投稿された方のコメントを見ると。

  • 割と自由が効きます
  • 小さいお子様がいる方は急な熱などの欠勤も対応してくれるので、とても働きやすい
  • 生産は女性の方が多いです
  • 主婦の方も多いので、女性特有の働くことの悩みなどは男性が多い会社よりは少ないとおもいます

↑約2年前、比較的最近のコメントです。

コメントを見る限り。

三幸製菓としても、勤務体制への配慮には取り組んでいる模様です。

一方、設備面へのコメントは、確認できませんでした。

三幸製菓のHPによると。

火災が発生した荒川工場は、1982年に第一工場の操業を開始。

1986年から稼働した第二工場を、1992年に拡張しています。

稼働後30年以上が経過している工場のため。

外側の建物自体は、老朽化が進んでいたものと推察されます。

建物の換気設備や、防火扉の設置などがキチンと確認できていたのか?

この辺りが、焦点になると思います。

↓参照先↓
就職サイト「就活会議」に投稿された三幸製菓元従業員の口コミ

転職会議

また、三幸製菓は、2021年5月7日に中四国営業部(広島市)の社員1名が、コロナ陽性になった事をホームページで発表しています。

コロナ対応に関して、きちんと公表&対応する企業姿勢が伺えます。

2020年、新潟県の1日あたりの新規コロナ陽性者数は、最大で33名。

2022年2月には、オミクロン株の蔓延で、新潟県の新規コロナ陽性者は?

1日あたり700名までに増えています。

ワタクシ、工場での生産ライン管理職を経験しています。

なので、火災が発生した三幸製菓の荒川工場においても。

火災発生直前の生産ラインにおいても、コロナ対応に配慮していた状況が想像できます。

同居家族が発熱したら出勤しない
同居家族が解熱後3日間は出勤しない

といった方針を立てて、生産を止めないようなシフト体制を組んでいたものと予想されます。

70代のアルバイト従業員に夜勤をお願いしないと、生産が回らない。

それ自体が違法な労働条件ではないものの。

負担のかかる勤務シフトが、スポット的に発生していた可能性はあります。

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まとめ

以上です。

三幸製菓の品薄がいつまで続くのか?

について、調査&考察しました。

新発田・新崎の2工場について。

商品の出荷・販売は
7月25日から再開しています

荒川工場は、9月12日に生産再開→10月上旬に出荷・販売予定です。

火災発生後、書面報告と遺族説明会を実施した三幸製菓。

事故発生から3ヶ月以上記者会見をしなかった一連の事後対応について、疑問視するご遺族のお気持ちは良く良く理解できます。

その一方で。

最低限(基本給)の給与が続いてる
従業員方々の生活が厳しい

そんな懸念もあったでしょう。

三幸製菓の売上高は、

2020年9月時点で559億円。

2020年4月からグループを合併し、

従業員満足度
顧客満足度
ブランドの強化

をビジョンとした新体制となった、矢先の事故でした。

キャラクターを使用した新しい販売方法や、新規販路を開拓する一方。

生産現場での防火防災&安全管理
メンテナンス経費の考え方
設備投資の予算方針

等々は、適正だったのか?

コロナ特需の中、経営の足元となる安全意識は、どこまで周知徹底されていたのか?

安全を最優先する考え方は、今後の会社経営にも非常に重要でしょう。

同じような火災が起きると、今度こそアウトですからね。

佐藤元保CEOからは。

火災が発生したFスタジオ跡地には、慰霊碑を建立。

毎年2月11日を「三幸製菓 安全の日」と定め、永久に今回の事故を心に刻み続ける

との説明もありました。

2022年6月19日には、ご遺族立会の中。

火災が起きた荒川工場の建屋を解体作業する前に、慰霊式が行われています。

ご遺族の悲しみは、計り知れません。

いずれにしても。

消費者としては、落ち着いて行動したいですね。

繰り返しになりますが、被害に遭われた方々の悲報に、心よりお悔やみ申し上げます。

今後も、警察等による調査・捜査が続いています。

引き続きの復旧を願うばかりです。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました

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既に休業中となっている三幸製菓荒川工場の地図画像

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