タイタン号の賠償金って、いくら??
タイタニック号の探索ツアーが高額なだけに、アナタとしても気になりますよね。
海外の情報を踏まえて、お伝えします。
潜水艇「タイタン号」の賠償金は、いくら?
では早速、結論から。
今回の場合、死亡した参加者と主催者(オーシャンゲート社)が「免責同意書」を結んでいました。
なので、遺族側としては、死亡事故に対する金銭的な損害賠償ではなく、「事実」を明らかにするための「訴訟」を起こすのでは?と考えられています。
その結果、オーシャンゲート社側に人命に影響するような「重大な過失」があれば、別の法的責任が発生する可能性があるでしょう。
一方で、遭難したタイタン号を捜索した費用について、海外メディアの記事では・・・
捜索だけで650万ドルをはるかに超えている
(日本円換算で約9.4億円!)
との具体的な情報がありました。
タイタン号の捜索活動に参加したのは、
- アメリカ提供
米軍所属のC-17輸送機3機
潜水艇 - カナダ提供
偵察機・水上ボート
(潜水医師が同乗) - フランス提供
遠隔操作車両を搭載した船
といった、かなり大がかりな国際チームです。
C-17輸送機の様子はコチラ。
The U.S. Transportation Command tells 7 News there are three C-17 aircraft at BNIA to transport commercial equipment to assist in the search for the missing submersible in the Atlantic Ocean. https://t.co/sZkny5pAKN
— 7 News WKBW (@WKBW) June 20, 2023
確かに、これだけのものを手配するとなると・・・費用も相当必要でしょうね。
今回の事故で亡くなった乗客は、以下の5名。
- ストックトン・ラッシュ氏
(オーシャンゲート創業者) - ハミッシュ・ハーディング氏
(イギリス人富豪) - シャーザダ・ダウード氏
(パキスタン人富豪) - スライマン・ダウード氏
(ダウード氏の息子) - ポールアンリ・ナルジョレ氏
(フランス人潜水士)
参加費は、1人あたり25万ドル!
(日本円換算:約3,600万円)
お金にはかえられない尊い命が犠牲になったと思うと・・・とても胸が痛む事故になりましたね。
↓参照先↓
as|行方不明のタイタン潜水艦:検索救助ミッションの費用はいくらですか?
「タイタン号」の捜索費用は、誰が払う?
コチラも気になりますよね。
タイタン号の捜索費用に関しては、
パキスタン人の実業家・シャーザダ・ダウード氏の家族が、「彼らを探すためにどんな費用もかけるべきだ」とコメントしているとの情報から、遺族側も捜索費用を引き受ける予定だったことが判明しています。
とはいえ、他事故の実例としては。
2022年4月、北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZ1(カズワン)」の引揚げ費用は、1億円とも予想されていましたが・・・原則的には「運行会社が負担」と言われていました。
以上の実例から考えると、タイタン号の捜索費用についても、ツアーを主催したオーシャンゲート社が負担する流れになるのでは?と予想されます。
↓参照先↓
スポーツ報知|知床海底120mで観光船「KAZU1」発見 「1億円かかる」引き揚げ費用、原則運航会社が負担
まとめ
タイタン号の賠償金や捜索費用について、詳しい情報をお伝えしました。
亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。