2022年のスパコンランキング
アメリカの「フロンティア」が
計算速度部門で1位に!
これまで最速だった「富岳」の2.5倍の速度。
スーパーコンピューター(スパコン)は、
新型コロナウイルスの
飛沫拡散想定
等で活用されていた、事例があります。
「フロンティア」も、とにかくスゴそうですが。。
一体、何ができるスパコンなんでしょうか!?
何がスゴイのか
分からないのが分からない
そんな感じなのは、ワタクシだけ?笑
と、いうわけで。
- フロンティアのベンダー(製造元)は?
- 世界1位の計算速度ができることは、何?
- フロンティアの次の世代は?
諸々調査して、シンプルにお伝えします。
どうぞご覧ください。
スーパーコンピューター「フロンティア」のベンダー(製造元)は?
では早速、本題。
2022年で世界最速の計算速度を誇る
「フロンティア」は。
毎秒あたり
110京2,000兆回
(10の18乗回)
という、途方もない計算性能です。
大元の発注先は、
アメリカ政府のエネルギー省。
エネルギー保障
核安全保障
を所管する、行政機関です。
つまり、スパコン「フロンティア」の開発は。
アメリカ国家が主導するプロジェクトです。
フロンティアの製造は、クレイ社。
性能を引き出すGPU(画像描写処理チップ)は、AMD社製。
2022年で53周年を迎えた、アメリカの半導体製造会社です。
アメリカの「オークリッジ国立研究所」も技術提供しています。
オークリッジ国立研究所は、これまでにも。
ジャガー(2009年/2010年)
タイタン(2012年)
サミット(2018年)
といったスパコンを開発し、当時も世界最速を記録しています。
スーパーコンピューター「フロンティア」!できることは、何?
続いて。
フロンティアにできることは?
これも気になる所ですよね!
英語サイトで確認した所。
- 原子炉の寿命全体をモデル化
- 病気の遺伝学を解明
- 人工知能(AI)の分析
- 生物、生態系、地球規模の気候パターンの詳細な解析
- バイオマス(化石燃料以外の炭素)を燃料として、利用するメカニズムの特定
等々がありました。
他にも難しい内容の活用分野が沢山
共通して言えることは?
計算能力が向上した事で、
今までできなかった、
より複雑なシミュレーションが
どの分野でも可能になった
と、理解しました。
↓参照先↓
スパコン「フロンティア」を紹介するオークリッジ国立研究所のサイト
「フロンティア」の次の開発は、アメリカで進んでいる?
ちなみに、アメリカのエネルギー省は。
すでに、フロンティアの
「次の世代」を進めています。
名前は・・・
エルキャピタン
(El Capitan)
開発費は、6億ドル
(760億円)
納期は、2022年後半とのこと。
アメリカの核兵器の備蓄を維持するための研究に使われるそうです。
スパコン分野、競争が激しいですね。
↓参照先↓
「エルキャピタン」の開発を紹介するサイト
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スパコン「フロンティア」ができること
について、お伝えしました。
詳しい学術的な内容については。
ワタクシには、とても理解できる内容ではありませんでしたが。
人間の思考では、遠く及ばない世界。
いよいよ、もの凄い時代になってきた感があります。
これからの科学技術が、正しい方向に進歩するように願いたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!