野球のキューバ代表って、強いの??
そんなアナタの疑問を解決します。
そもそもキューバって、日本に住んでいると馴染みがないので、あまりイメージが湧きませんよね・・・
2023年のWBC決勝では、日本代表と対戦する可能性のあるキューバ代表。
これは要チェック!!
キューバ代表が強い理由や、注目の選手を詳しくお伝えします。
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2023年WBC|キューバ代表が強い理由
では早速、本題。
①:オーストラリアとの接戦に勝利して準決勝進出!
キューバ代表は、日本が2023年3月12日に7-1で勝利したオーストラリア代表に4-3で辛勝。
スコアを見ると、日本代表の方が強いのでは?
という見方もできますが。
接戦に勝ったという意味では、
勝負強さがある
と言えます。
キューバ代表の過去のWBC成績は、コチラ。
2006年:準優勝
2009年:2次ラウンド敗退
復活2回戦で敗退
2013年:2次ラウンド敗退
復活2回戦で敗退
2017年:2次ラウンド全敗
2023年:準決勝進出
第1回目の WBCで準優勝しているので、やっぱり強いイメージがありますね。
②:世界ランキングが8位の強さ
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直近のキューバの世界ラインキングは、以下の通りです。
2021年12月31日:9位
2021年8月11日:10位
2021年6月28日:9位
2020年3月18日:7位
2020年3月の時点で7位だったので、少なくとも2023年WBCのキューバ代表は、「ランキング」では歴代最強ではありません。
とはいえ、キューバ代表は、直近の3年間で世界ランク10位以内に入り続けています。
2022年12月22日に発表されたサッカーFIFAランクの10位は、あのスペインですからね(8位はイタリア)。
野球のキューバ代表は、サッカーでは「スペイン」や「イタリア」と同じレベル感の強さとも言えるでしょう。
サッカースペイン代表は、2022年カタールW杯で日本代表がギリギリで勝利した相手ではありますが・・・W杯優勝経験もある、かなりの強豪国ですよね。
そう考えると、キューバが野球の世界ランキング8位というのは、決して油断できないレベル感です。
↓参照先↓
DAZN|最新FIFAランキング
③:メージャーリーガー・日本プロ野球経験者が多い
選手名 | ポジション | 所属チーム |
---|---|---|
ロエニス・エリアス | 投手 | カブス |
ヨニエス・イエラ | 投手 | メキシカンリーグ |
リバン・モイネロ | 投手 | ソフトバンク |
カルロス・ファン・ビエラ | 投手 | メキシカンリーグ |
ライデル・マルティネス | 投手 | 中日 |
ジャリエル・ロドリゲス | 投手 | 中日 |
フランク・アルバレス | 投手 | 中日 |
ナイケル・クルーズ | 投手 | メキシカンリーグ |
ホセ・ラモン・ロドリゲス | 投手 | メキシカンリーグ |
イエウディス・レイエス | 投手 | メキシカンリーグ |
オネルキ・ガルシア | 投手 | ドミニカンリーグ 元中日、阪神 |
ロナルド・ボラニョス | 投手 | ロイヤルズ傘下 |
ルイス・ミゲル・ロメロ | 投手 | アスレチックス傘下 |
エリアン・レイバ | 投手 | メキシカンリーグ |
準々決勝(2023年3月15日)のオーストラリア代表戦では、日本プロ野球経験者(モイネロ、マルティネス等)の踏ん張りで、1点差を守り切って粘り勝ちしています。
日本をよく知る選手が対戦相手だと・・・
侍ジャパンとしても強敵ですね!
準々決勝で日本代表と対戦したイタリア代表と比べると、ピッチャーの人数が少ないのが特徴のチームです。
これは油断できません!
④:多くのMLBのスター選手が辞退しても、ベスト4に進出している
つまりは、「選手層の厚さ」です。
2023年WBCのキューバ代表には、家族との亡命などの理由で、以下5名のメジャーリーガーが出場していません。
- ヨルダン・アルバレス
(アストロズ) - ホセ・アブレウ
(アストロズ) - アロルディス・チャップマン
(ロイヤルズ) - ホルヘ・ソレア
(マーリンズ) - ユリ・グリエル
(マーリンズ傘下)
これだけの主力選手が出場していないのに、WBCの準々決勝まで進めるキューバって、ある意味強いですよね。
特に有名な選手として、ロイヤルズのチャップマン(35才)は、MLB史上最速の169.1km/hを投げた剛腕ピッチャー。
2009年のWBCにはキューバ代表として出場していただけに、ファンとしては侍ジャパンとの対決が見られないのは、ある意味残念でもありますね。
【世間の声】キューバ代表の強さが気になる!
・キューバ代表強いですか?
・強いキューバが帰ってきた
・野球は、日本、アメリカ、キューバが強いって聞いたことがある
・やっぱキューバ強い
・ピッチャーや野手が強い
・今回のWBCはキューバが1番強いと思う
引用元:ツイッター
キューバ代表の強さを気にする声とあわせて、準々決勝のオーストラリア戦を見て「キューバ強い!」とコメントしているツイートが多くありました。
日本の野球ファンも認めている、キューバ代表の強さ。
両チームとも、日本から移動してからの試合なので、コンディション調整も重要なポイントになってくるでしょうね。
2023年WBC|キューバ代表の主力選手
①:ルイス・ロバート|ホワイトソックス
生年月日:1997年8月3日(25才)
身長/体重:190.5cm/83.9kg
出身:キューバ(アメリカへ亡命)
右投・右打
ポジション:外野手
所属チーム:ホワイトソックス
(2020〜)
いかにも「メジャーリーガー」といった風格!
メジャーデビューした2020年のシーズンでは、前田健太(ミネソタ・ツインズ)からメジャー初ホームランを記録し、ゴールドグラブ賞(外野手部門)を受賞しています。
2022年には「380打数・108安打・12本塁打・打率.289」をマークした、打撃と守備力を備える大柄な選手です。
②:ヨアン・モルカダ|ホワイトソックス
A double from Yoán Moncada and Cuba is in business here in the bottom of the 3rd
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 15, 2023
📺: FS2 and the FOX Sports App pic.twitter.com/84pCdJcmAg
Yoan Moncada keeps the score right where it is with this amazing catch. #WorldBaseballClassic pic.twitter.com/KsZtCaIvzC
— World Baseball Classic (@WBCBaseball) March 9, 2023
生年月日:1995年5月27日(27才)
身長/体重:188cm/93kg
出身:キューバ(グアテマラへ亡命)
右投・両打
ポジション:二塁手・三塁手
年棒:1,380万ドル(18.2億円)
所属チーム:ホワイトソックス
(2017〜)
打撃と守備が光るメジャーリーガー。
2019年のシーズンには、リーグ3位となる打率.315を記録。
2023年のWBCでは、三塁を守っています。
侍ジャパンにとっても、要注意な相手になりそうです!
キューバでは野球が1番人気?
全国民(1125.6万人:2022年7月時点)の62%がプレーすると言われている、「国技」。
キューバ(公用語:スペイン語)における野球の歴史は、1870年代から始まっており、文化として国に深く根付いています。
1980年代に起きた「キューバ革命」からは、スポーツでの成功を誇りにしているお国柄で、子供が生まれてわずか45日後から、手足を動かして運動を始めるように指導されているほどです。
メジャーリーガーが多いのも納得!!
↓参照先↓
Wikipedia|キューバのスポーツ
まとめ
2023年WBCのキューバ代表が強い理由について、詳しくお伝えしました。
世界ランキングとは関係なく、強そうなチームですね!
特に、お伝えしたメジャーリーガーの主力選手2名は、要注意な感じがします。
侍ジャパンにとっても強敵ですが・・・ここまできたら、ぜひ頑張って優勝してほしい!
好ゲームを期待して、
応援しましょう!!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!