くら寿司のAIカメラは、中国製!?
そんなご心配がある、アナタへ。
中国製AIカメラの大手2社について、カタログ情報を確認した結果をお伝えします。
回転寿司テロのリスクが減ったのは、良かったものの・・・AIカメラの詳細が報道されていないので、別の心配が発生しますよね(汗)
「録画」の可能性についても。
くら寿司の「プライバシーポリシー」を踏まえて、考察しました。
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では早速、結論から。
中国製監視カメラの大手会社には、「ハイクビジョン(HIK VISION)」と「ダーファ(Dahua)」の2社がありますが。
見た目を比較した限りでは、そもそも2つの会社の「ロゴ」が入っていませんし、カメラの形状や外観も異なっています。
↓参照先↓
・「HIK VISION」中国製AIカメラ商品
・「Dahua」中国製AIカメラ商品
オーダーメイドでは?
という考え方もありますが・・・
くら寿司が中国大手会社の監視カメラを使用するとしても、「既製品」を採用する方が妥当。
なぜなら、中国の大手メーカーに「くら寿司専用」でカメラを独自発注すると、製造ラインを独立させるために莫大なコストが予想されるからです。
日本の回転寿司業界で2位の規模とはいえ、売上高1兆円を超える巨大企業のハイクビジョンから見れば「弱小」です。
まず、オーダーメイドには対応しないかと。
仮に、くら寿司のAIカメラが日本製だとしても・・・「部品」のどれかは、中国製を使用している可能性もありますね。
このご時世、電子部品の「オール・メイド・イン・ジャパン」は考えにくいでしょう。
一方で、報道されている情報を見ると・・・
くら寿司の回転レーンに設置されているカメラには、「LCCAAM003」や「LACAM008」といった番号が貼り付けてあります。
くら寿司、回転レーンの寿司カバーへのいたずらを検知する「新AIカメラシステム」を全店舗に導入 https://t.co/gdWOhpeowG #くら寿司 #寿司カバー #AI #カメラ #いたずら検知 pic.twitter.com/xtoaJZQyo3
— グルメ Watch (@gourmetwatch) March 2, 2023
「くら寿司」が“迷惑行為”の監視に「AIカメラ」導入 一度とった皿をレーンに戻すと“通報” https://t.co/v9Kw0URG5t
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) March 2, 2023
この文字は、AIカメラの製造メーカーではなく、システム上で「管理するため」の固有番号「タグナンバー」でしょう。
例えば、店内のAIカメラを「メンテナンス」する際に、番号が何もないと・・・どうなると思いますか?
どれがどれだか区別できなくなりますよね。
くら寿司の回転レーンに設定されている、AIカメラの「形状」を見る限り。
カメラ単体でAI機能を持っているタイプではなく、あくまでも「画像」として撮影したものを「システム側のAI」で解析するタイプだと考えられます。
くら寿司のAIカメラは、2019年から導入済
ここで改めて、認識しておくべきことは。
つまり今回は、システム(ソフト側)の対応。
だからこそ、2023年1月29日に回転寿司テロが問題になってから「わずか1ヶ月」の迅速な対応が可能だったのでしょう。
くら寿司では、回転レーンに設置したAIカメラの他にも、約30個の自社システムが開発されています。
引用元:くら寿司|2021年1月号ニュースレターのポイント
ここ最近だと、
- セルフレジのタッチレス化(2020年)
- スマホで注文(2019年)
- 自動受付・案内(2017年)
といった取り組みですね。
元々くら寿司の回転レーンカメラは、店員を介さない会計を「セルフチェック」できる機能として設置されたもの。
カメラの画像さえあれば、後からシステムでいくらでも機能を追加できますし。
こういった取り組みによって、人件費が抑えられた「低価格」が実現しているわけで。
とはいえ、スマホで注文するサービスなどは、中国の方が早かった実感があります。
今後、日本の外食産業でも普及していくでしょうね。
くら寿司のAIカメラは録画している?
AIカメラと聞くと・・・・
個人情報を不正に利用される!?
そんな心配もありますよね。
実際にツイッターでは、不正監視システムの録画を気にしている声がありました。
監視カメラの設置、録画は
— SATO Masaaki (@gseed310) March 2, 2023
個人情報保護法に則った表示が必要だと理解しているけど
くら寿司の不正感知システムは
録画しているのだろうか?
報道ではわからず。
くら寿司のホームページには、以下のような「プライバシーポリシー」が明記されています。
くら寿司株式会社は、個人情報保護に関する法令およびその他の規範を遵守します。
引用元:くら寿司 プライバシーポリシー
個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざんおよび漏洩などの予防ならびに是正を行います。
情報の処理を外部に委託する際等に、個人情報を外部に提供する場合があります。
収集した個人情報は、くら寿司株式会社のプライバシーポリシーに定める利用目的の範囲内でのみ利用します。
個人情報の利用目的(抜粋)
・チェーン店の管理を行う
・他の法令に規程された業務を行う
・業態開発の基礎資料として使用する
・顧客からのクレーム情報により謝罪及び改善につなげる
個人情報の不正アクセスや漏洩(ろうえい)について、法令を遵守すると明記されています。
文面を見る限り、
AIカメラの映像を
録画している可能性が高い
と読み取れます。
イタズラをされて裁判になった時、「画像」は重要な「証拠」として残りますからね。
くら寿司側としても、「何かあった時のために」AIカメラの画像を録画するメリットは大きいです。
それこそ、カメラの画像を録画すれば・・・
どんなネタをレーンに流すと
お客さんが手に取りやすいのか?
といった、「ビックデータ」を解析できる強力なツールにもなるでしょう。
以上のメリットを改めて踏まえると・・・
まあ、録画しない理由がありませんね(笑)
(あくまでも個人の考察です)
【世間の反応】くら寿司のカメラが中国製だと不安!
くら寿司のAIカメラについては、「中国製」を心配するツイートが多数あります。
中国製じゃ、やだな。 どこ製ですか?
— sar_777 (@sar_777) March 2, 2023
くら寿司が新対策 AIカメラを導入#Yahooニュースhttps://t.co/7dp5n1a35Y
【中国製カメラ注意⚠】
— 💙🐱🌻夢猫😷ワクチン5回済💉 (@masaharu19759) December 17, 2021
ネットワークに接続し電源入れたら数分の間にパソコンやスマホのアプリから「接続するルーターとそのルーターへのパスワード」を入力するとネットワークに接続する仕様のは、確実にルーターとパスワードを中国に送信されてるわな
アタックする時の踏台にされる予備状態にされる
ペロペロくんやワサビ乗せ炎上をきっかけにスシロー、はま寿司、くら寿司、回転寿司業界にカメラをって話になったら『どこ製か』って大事な話になるかも。大きな案件。ましてやTikTok発の騒動。
— マルス (@malus1044) February 2, 2023
そう、これが日本の企業のカメラならまだ国内で金が回るけど…中国製なら?
テロは他業界でもあるかもね。
うーむ、どうなんでしょうね(汗)
最近では、アメリカや日本に対して、「偵察用の気球」を飛ばすくらいですし。
海外では、中国アプリ「TikTok」を規制しようとする動きもあります。
アメリカやイギリスが、中国製のカメラを「機密性の高い場所」に設置することを中止したとの報道もありますからね。
中国製のAIカメラに対して不安になる感情は、良く良く理解できます。
実際に日本の自衛隊でも、中国製のカメラの調達を取り消していたとの報道があります。
自衛隊が「中国製カメラ」調達をこっそり取り消していたhttps://t.co/SZ7ZOqEqO2
— NEWSポストセブン (@news_postseven) September 20, 2020
「各補給処に出入りする自衛隊員の体温を計測するために使われる予定でした。しかし、このカメラのメーカーは、アメリカが『中国への情報漏えいの恐れがある』として使用を禁じた中国企業だったんです」#自衛隊 #中国
中国製の監視カメラは、既に(くら寿司に限らず)日本中に設置されています。
そんな「お気楽」な考え方もできますが。
良いですか?ちょっと考えてみてください。
例えば、中国製のAIカメラが「くら寿司」に設置されていると「仮定」した場合ですよ?
その気になれば、「特定の人物」が「くら寿司」に行く時を「狙って」危害を加える事だって、不可能ではありませんよね。
(あくまでも、仮の話です)
スマホが普及して、便利な世の中になった一方で・・・色々と心配事も増えてしまいましたね。
↓参照先↓
・Bloomberg|ファーウェイやZTEなど中国5社の電子機器、米当局が販売禁止
・産経新聞|英、中国製監視カメラ規制 政府機関で設置中止
くら寿司に設置されたカメラの位置は?
回転レーンのカメラに顔が写る!?
アナタとしては、そんな心配もありますよね。
コチラが、実際の様子です。
回転寿司『くら寿司』にAIカメラが導入されたらしいので実際に見に行ってみた。2段レーンの下段天井にGoProサイズのカメラが設置されていて寿司を受け取る挙動をチェック。寿司やレーンにいたずらしなければ心配なし。醤油や割箸へのテロやられたら防げないが嬉しい対応。 pic.twitter.com/NKB0qNkXqF
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) March 2, 2023
基本的には、カメラはレーンを向いています。
この設置位置から考えると・・・
という考え方もできますね。
くら寿司側としては、消費者の不安を解消するアナウンスが必要だと感じます。
AIカメラ導入で回転寿司の値段は上がる?
あと気になるのは、「値上げ」ですよね。
消費者としては、当然でしょう!笑
結論からお伝えすると、
直近で値上がりしたのは、2022年10月1日。
- ウクライナのロシア侵攻
- 水産物の仕入価格上昇
- 円安の影響
等々が主な理由です。
今回のAIカメラシステムの導入では、すぐに値上がりするような影響はなさそうです。
とはいえ、くら寿司も「営利企業」ですし。
今後、何らかのキャンペーンで、キッチリと設備投資の費用を回収するでしょう。
↓参照先↓
くら寿司 新価格帯設定のお知らせ(2022年9月7日)
まとめ
回転寿司チェーン「くら寿司」で導入された、「AIカメラ」のメーカーについて、詳しい情報をお伝えしました。
くら寿司のAIカメラが「中国製」であるという証拠は見つかりませんでしたが、いずれにしても、外部への情報漏洩には厳重に注意して欲しいですね。
消費者としては、あまり過剰に心配するのも良くありませんし。
今後のサービス向上を期待しつつ、落ち着いて行動したい所です。
追伸:
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!