このページでは、2023年バスケW杯で日本代表と対戦するオーストラリア代表の強さについて、詳しい情報をお伝えします。
オーストラリアといえば、主にサッカーやラグビーが有名ですよね。
じゃあ、バスケットはどうなのか?
そんなアナタの疑問にお答えします。
特に注目のNBA選手は、要チェックですよ!
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2023年バスケW杯オーストラリア代表が強い理由
では早速、本題。
詳しく見ていきましょう!
強い理由①:NBA所属の選手が多い
まずは、日本代表と大きく違う部分から。
2023年W杯に出場するオーストラリア代表の候補には・・・
それに対し、日本代表として活躍するNBAの現役選手は、2023W杯への出場を辞退した八村塁選手(レイカーズ)と、W杯への出場を決めた渡邉雄太選手(ネッツ)の2名だけ。
これは、かなり強いですね(汗)
2023年5月8日にFIBA公式Twitterから発表された、オーストラリア代表候補のリストはコチラ!
It’s a stacked extended roster for the Boomers, who look like they won’t be leaving anything to chance in the Group of Death 🔥#FIBAWC x #WinForAustralia 🇦🇺 pic.twitter.com/bI3iWnn4qR
— FIBA Basketball World Cup 2023 🏆 (@FIBAWC) May 8, 2023
★:NBAの選手(8名)
★:元NBAの選手(2名)
選手名 | ポジション | 身長 | 年齢 | 2022-23 所属チーム | 生年月日 |
---|---|---|---|---|---|
★ザビエル・クックス Xavier Cooks | PF | 2m03 | 27 | ウィザーズ | 1995.8.19 |
★ダイソン・ダニエルズ Dyson Daniels | PG | 1m97 | 20 | ペリカンズ | 2003.3.17 |
★マシュー・デラべドワ Matthew Dellavedova | PG | 1m95 | 32 | キングズ | 1990.9.8 |
★ダンテ・エクサム Dante Exum | SG | 1m93 | 27 | セルビアリーグ 元ジャズ等 | 1995.7.13 |
サムソン・フローリング Samson Froling | PF | 2m12 | 23 | レバンガ北海道 | 2000.2.10 |
★ジョシュ・ギディー Josh Giddey | SG | 2m03 | 20 | サンダー | 2002.10.10 |
クリス・ゴールディング Chris Goulding | PG/SG | 1m91 | 34 | フランス1部 | 1998.10.24 |
★ジョシュ・グリーン Josh Green | SG | 1m98 | 22 | マーベリックス | 2000.11.16 |
★ジョー・イングルス Joe Ingles | SF | 2m04 | 35 | バックス | 1987.10.2 |
ニック・ケイ Nick Kay | C | 2m05 | 30 | 島根スサノオマジック | 1992.8.3 |
★ジョック・ランデール Jock Landale | C | 2m13 | 27 | サンズ | 1995.10.25 |
★ソン・メーカー Thon Maker | C | 2m13 | 26 | 中国1部 元キャバリアーズ等 | 1997.2.25 |
ウィル・マクダウェル・ホワイト Will Mcdowell-White | SG | 1m94 | 25 | オーストラリア1部 | 1998.4.13 |
★パティ・ミルズ Patty Mills | PG | 1m80 | 34 | ネッツ | 1988.8.11 |
NBA経験者として数えると、ダンテ・エクサム選手とソン・メーカー選手を含めて10名。
バスケの試合に出場する選手は、1チームあたり5名なので、NBA経験者だけで2チームが組めるメンバー構成!
日本のBリーグでプレー経験がある選手2名の存在も目立ちますね。
ちなみに、NBA(National Basketball Association)の「選手数」については、以下ような情報があります。
チーム数:30
1チームの登録者:15人
設立:1946年〜
歴代のNBA経験者:約4,400人
メジャーリーグの経験者(約20,000人)や、NFLの経験者(約25,000人)と比較しても・・・NBAに所属する選手は、まさに「ひとにぎり」の存在だと分かりますね。
↓参照先↓
HOOPSBEAST.com|NBAには何人の選手がいますか?
強い理由②:FIBA世界ランクが高い
FIBAの公式サイトから、2023年3月7日に発表されています。
🚨 Men's World Ranking Update 🚨
— FIBA (@FIBA) March 7, 2023
As #FIBAWC Qualifiers wrap up, Spain 🇪🇸 hold onto the first spot in the newest edition Men's World Ranking, presented by @Nike! 📢
📊 See the full rankings here: https://t.co/MUs3rlF90Y pic.twitter.com/CENVXVUGwe
1位:スペイン
2位:アメリカ
3位:オーストラリア
世界のトップ3は、かなりの強豪ですね!
過去のランキング推移は、コチラ。
2023年3月7日:3位
2022年11月18日:3位
2022年9月26日:3位
2021年12月8日:3位
2021年3月2日:3位
2020年3月4日:3位
直近の3年間で、ずっと3位をキープしているオーストラリア代表は、国際試合で安定した実力を示していることがわかります。
強い理由③:独自の国内育成システム
じゃあ、バスケW杯オーストラリア代表には、なぜこんなにNBAの選手が多いの?
そんな疑問への答えが、コチラ!
オーストラリアには、センター・オブ・エクセレンス(CoE:Center of Excellence)という、若手バスケットボール選手のエリートを育成するためのクラブチームがあります。
これは、高校や大学での選手育成が中心になっているアメリカや日本とは、対照的な方針。
ツイッターでは、CoEでの練習風景も公開されていました。
Working pick and roll reads as the daily training environment rolls on. Coaches providing context for decision making development pic.twitter.com/4Go2l1vebo
— Centre of Excellence (@BACentreofExcel) April 26, 2023
実際に、パティ・ミルズ、マシュー・デラベドワ、ジョー・イングルス、ダンテ・エクサムといった、NBAを経験しているオーストラリア代表の選手は、CoEの出身です。
オーストラリアは、カナダとセルビアに次いでNBA選手を多く輩出していますが、そのほとんどがCoEの成果だと報告されています。
↓参照先↓
BASKETBALL AUSTRALIA|センター・オブ・エクセレンスについて
2023年バスケW杯オーストラリア代表の注目選手は?
そんなオーストラリア代表で最も注目すべきNBAプレーヤーは・・・
↓参照先↓
ABC NEWS|オーストラリア代表のNBA人材についての記事
ジョシュ・ギディ選手(背番号3)のプレーは、コチラ。
生年月日:2002年10月10日(20才)
身長/体重:203cm/93kg
出身:オーストラリア メルボルン
ポジション:PG/SG
所属チーム:
オクラホマシティ・サンダー
(2021〜)
まだまだ若いですが、リバウンド能力・パスセンス・3Pシュートの能力を備えた、万能タイプの選手です。
ジョシュ・ギディ選手のプレーを紹介するYouTube動画には、以下のようなコメントもありました。
・ジョシュ・ギディは、リーグで最も多彩な選手の一人です
・ギティは、間違いなくどのチームの上限も引き上げる
・マジック・ジョンソンにそっくり
・史上最高のプレーヤーです!
引用元:NBArtv
確かに、ジョシュ・ギディ選手のプレー動画を見ると・・・視野が広く、プレーの選択肢が多い印象を受けますね。
自己中心的なプレー「だけ」なら、まだ対応もしやすいですが・・・パスも上手くて周囲が使える選手となると、防ぐのが非常に難しい(汗)
しかも、ジョシュ・ギディ選手は、東京オリンピック2020の最終候補から外されており、2023年のW杯が、主要な国際大会で初デビューという経緯もあります。
となると、余計に燃えているハズ!
バスケW杯で日本代表と対戦する時も、素晴らしいプレーを見せてくれそうです。
2023年バスケW杯オーストラリア代表|主力選手の年棒は?
アナタも「お金」は気になる所ですよね!
という訳で、オーストラリア代表のNBA選手で「2023年の年棒ベスト3」をお伝えします。
引用元:Spotrac
- ベン・シモンズ(ネッツ)
3,789万ドル:52億円- パティ・ミルズ(ネッツ)
680万ドル:9億3千万円- ジョシュ・ギディ(サンダー)
658万ドル:9億円
2022-23シーズンにおけるNBA選手の平均年棒=9,662,447ドル(約13億円)という情報があるので、全体としては「割と少なめ」な状況ですが、それでもかなりの高額ですね!
2020-21シーズンから5年総額1億7,000万ドルで契約を延長したベン・シモンズ選手は、NBAのオールスターに3度選出されていますが・・・2022年2月にブルックリン・ネッツへ移籍後、コンディション不足で不出場が続いています。
ジョシュ・ギディ選手は、若干20才で9億円!
今後は、さらに高額になる予感がしますね。
↓参照先↓
Gaimday|NBAの平均年棒はいくらですか?(2022-23更新)
まとめ
2023W杯で日本代表とも対戦するオーストラリア代表について、詳しい情報をお伝えしました。
日本代表にとっては、かなり格上の強いチームですが・・・
あきらめたら、そこで試合終了です
勝負は、フタを空けてみないと分かりません。
2023年8月29日の対戦では、好ゲームを期待しましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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